Toyo Tire Holdings of Americas Inc. (TTHA)(海外トレーニー)
2020年入社|理工学研究科 化学専攻卒
理工学研究科で化学を専攻し、化学製品メーカーを中心に就職活動を行う中で、グローバルでの存在感とデザイン性の高い製品に惹かれてTOYO TIREへ入社。入社後は日本のタイヤ評価開発部でタイヤ特性の試験方法開発に携わり、2025年からはトレーニーとして北米R&Dに出向。日本人テストエンジニアとして現地チームの中核を担い、北米ユーザーが求める「走りやすさ」や「オフロード性能」といったタイヤの個性を、定量的な評価指標として可視化していくことにやりがいを感じている
北米市場向けR&Dで、
タイヤ性能を“見える化”する
私は北米市場向けのSUV/ピックアップトラック用大口径タイヤ開発を扱うR&D部門で、2025年4月からトレーニーとしてアメリカに赴任しています。
所属しているR&Dテストチームでは、タイヤを室内の大型試験機に取り付けて性能を測定します。私は設計部門から寄せられる試験依頼を受け、内容を確認しながらスケジュールを調整するほか、新しい評価方法の開発や外部の認証機関への依頼対応など、評価プロセス全体のハブとしての役割を担っています。
北米の道路環境や車両の使われ方は日本と大きく異なるため、どの性能をどう測定すればユーザーが求める「走りやすさ」や「耐久性」を正確に捉えられるのかを考え続ける必要があります。例えば未舗装路が多い北米では、岩場をしっかりつかんで前に進む“グリップ力”のような特性が重視されます。こうした市場ニーズに合わせて、既存の評価方法を見直すだけでなく、性能を“見える化”するための新しい試験のアイデアを出し、設備の機能拡張にも取り組んでいます。
街中やモーターショーで、
TOYO TIREの存在感を実感
日本にいた頃は、社内の設計者に向けて評価データを出すことが中心で、エンドユーザーの顔が見える場面は多くありませんでした。アメリカでは当社製品を履いたピックアップトラックを頻繁に見かけますし、モーターショーではオーナーの方々が「自慢の1台」としてTOYO TIREやNITTOのタイヤを装着して展示してくれています。そうした光景に出会うたび、「自分たちがつくっているタイヤは、この人たちの生活や人生の一部なんだ」と実感し、嬉しくなります。
市場によって求められる性能は大きく異なりますが、どの地域でも“誇りを持って選んでもらえる製品”を届けたいという思いは共通です。そのために、評価という立場からほぼすべての開発案件に関わり、試作段階のタイヤの性能を定量的に示して設計者へフィードバックできることは、大きなやりがいになっています。
海外トレーニーで広がる視野と、
「あの分野なら自分に聞こう」と言われる存在へ
トレーニーという立場ですが、これまで出張ベースで日本側が支援していた試験機のメンテナンスや解析業務を、TTHAで完結できる体制づくりにも取り組んでいます。赴任前は日本から北米の要請に対応していましたが、どうしても時差によるタイムラグが避けられませんでした。今は現地にいるからこそ、その場で判断し動くことができ、案件がスムーズに進む。その結果「助かったよ」と現地スタッフから声をかけてもらえることに、大きな手応えを感じています。
とはいえ、チームメンバーは私以外全員が現地スタッフ。日本のように「言わなくても伝わる」文化はなく、自分の考えを明確に言葉にして伝えなければ、仕事は前に進みません。最初は言語の壁もあり、読めばわかるような完璧な資料を作り込んで渡すところから始めましたが、今では雑談も含めて自分から積極的に話しかけるようになりました。
週末に何をしていたか、どのスポーツチームを応援しているか――仕事とは一見関係のない会話を重ねることで、ちょっと困った時にもお互いに率直に相談できる関係性が生まれてきました。同僚のホームパーティーにも一人で参加したり、アメリカ国内を旅したりする中で、「相手を尊重しながら、自分の意見もきちんと伝える」スタイルが、少しずつ自分の中に根付いてきたと感じます。
TOYO TIREには、若手の意見にも耳を傾け、困った時には気軽に相談できる上司や先輩がいます。私自身、頼りにしている部長の姿に触れ、「その分野なら、まず自分に相談してもらえる存在になりたい」という目標を持つようになりました。アメリカでのトレーニー経験は、その目標に向けて自分の強みを磨く大きな機会となり、日本とは異なる市場ニーズや開発プロセスを現地で体感したことで、評価技術に対する視野も広がりました。海外で得た多様な視点と実務知識を生かしながら、これからもタイヤ性能評価の専門性を深め、グローバル市場でのTOYO TIREの存在感向上に貢献していきたいと考えています。
MY ITEM
自動車・タイヤ専門誌。北米市場の動向を欠かさずにチェックしています。
DAILY SCHEDULE
| 8:00 | 勤務開始、チーム朝礼(タスク共有) |
|---|---|
| 8:30 | タイヤ設計者からの試験依頼を確認、内容のすり合わせ・スケジュール調整 |
| 10:00 | 設計者との打ち合わせ(試験結果の考察や性能向上に向けたディスカッション) |
| 12:00 | オフィスのランチルームで昼食 |
| 13:00 | 部署・チームミーティング(週間スケジュールや進捗を共有) |
| 14:00 | タイヤ評価に関する情報収集、新しい評価方法の検討・打ち合わせ |
| 16:00 | 試験結果の確認、使用した試験タイヤの片づけ |
| 19:00 | 日本側とのオンラインミーティング、または英会話レッスン |
事務系
コンプライアンスリーガル本部法務部
2017年入社(キャリア入社)|法学部卒
技術系
技術開発本部
OEタイヤ開発部
2018年入社|
物理化学研究専攻修了
技術系
エンジニアリング本部
電気システム・制御開発部
2018年入社|
工学部電気情報工学科卒
事務系
経営管理本部
経理部
2017年入社|商学部卒
技術系
技術開発本部
材料開発部
2021年入社|
理工学研究科修了
技術系
中央研究所第二研究部
2020年入社|
システム理工学部
機械工学科卒
事務系
直需営業本部
直需販売第二部
2017年入社|
アジア太平洋
マネジメント学部卒
技術系
エンジニアリング本部
生産技術開発部
2020年入社|
総合理工学研究科修了
事務系
米州事業推進本部
米州事業推進部
2019年入社|観光学部卒
技術系
技術開発本部
生産技術開発部
2020年入社|
理工学研究科化学専攻修了
技術系
技術開発本部
TBタイヤ開発部
2018年入社|
工芸科学研究科
材料制御化学専攻修了
トレーニー
Toyo Tire Holdings of Americas Inc.
(TTHA)(海外トレーニー)
2020年入社|理工学研究科 化学専攻卒
