トップメッセージ

サステナビリティを追求し、「勝てる実体づくり」を推進してまいります。TOYO TIRE株式会社 代表取締役社長 清水隆史

TOYO TIRE として新たな扉を開く

当社は2019年1月1日付で、社名(商号)を「TOYO TIRE株式会社」(英文表記:Toyo Tire Corporation)に変更しました。これまで70有余年にわたって、さまざまなステークホルダーの皆さまに支えていただいた歴史や培った財産を未来へと引き継いでいくため、今年、「第二の創業」という新しい大きな扉を開いたのです。
扉の向こうに成長が約束された道があるわけではありませんが、当社グループはこれまでに培ってきた変革の精神で、今後も自ら道を切り拓き、成長・発展を実現してまいります。私たちTOYO TIREは、名実ともにモビリティ・ビジネスを事業経営の中核に据え、この事業に携わる喜び、誇り、責任、そして覚悟を持ちながら、モビリティ社会に貢献し続けていくことを宣言します。

2018年のサステナビリティ推進の歩み

私たちがともに成長を目指している世界は今、気候変動、貧困、人口構造の変化、急速な都市化など、地球規模の社会的課題に直面しています。また、私たちが身を置く自動車産業界では、それらの課題に対応し、豊かなモビリティ社会を追求していくため、100年に一度ともいわれる一大変革期を迎えています。
そうした中、私たちは、事業と社会の持続可能な成長(サステナビリティ)を成し遂げていく上で、「気候変動」「人権・労働および腐敗防止」「持続可能な調達責任」が重要な経営課題になると特定し、2018年、これらに対応していく全社横断型のワーキンググループ(サステナビリティ推進WG)を組織し、その準備体制を整えました。2018年は、これら各サステナビリティ推進WGが活動を通じ、気候変動影響に関連する機会やリスクの整理、人権・労働および腐敗行為防止に関するグローバル方針の策定、CSR調達ガイドラインの改定(天然ゴムの持続可能な調達のための方針の策定)などを行ったほか、これらと並行して、「TOYO TIREのSDGs」の検討を進めてきました。そうした意味で、昨年はTOYO TIREのサステナビリティ推進に向けての準備の一年であったといえます。
そして2019年、サステナビリティ経営のスタートラインに立った私たちは、「TOYO TIREのSDGs」を策定し、「2030年のあるべき姿」として掲げました。

TOYO TIREのSDGsを策定

当社グループにとって持続可能な社会の実現が事業成長の前提条件であり、国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs*)への貢献はグローバルに事業を展開する私たちにとっての責務であると認識しています。私たちは「TOYO TIREのSDGs」を達成していくことで地球規模の社会的課題の解決に貢献し、2030年時点での事業機会の拡大、あるいは事業リスクの軽減を目指します。それらの活動は当社グループの理念に掲げる「私たちのありたい姿」を体現し、「私たちの使命」の実現につながるものでもあります。
私たちは、責任と覚悟をもって「TOYO TIREのSDGs」を推進し、国連SDGsに貢献していくため、2019年に国連グローバル・コンパクトへ署名しました。グローバル・コンパクトが掲げる人権、労働、環境、腐敗防止の4分野における10原則、そして社会に対する説明責任と透明性の確保を支持し、これからもステークホルダーの皆さまとの連携や対話を通じて、ともにサステナビリティを推進してまいります。

今後とも一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

  • 2015年9月に国連サミットで採択された、2030年までに達成を目指す国際社会共通の目標。“誰一人として置き去りにしない(leave no one behind)”世界を目指すことを目的としている。

TOYO TIREのSDGs