タイヤ製造工程入社後はこれらの工程で活躍いただきます。

こちらでは、原料からタイヤができるまでの製造工程を、写真を交えながら解説しています。
タイヤは、混合、押出、カレンダー、裁断、成型、加硫、検査という7つの工程を経てできあがります。
ひとつひとつの工程を高い精度で仕上げ、次の工程につないでいくことで、高い性能・品質を実現したタイヤを世の中にお届けしています。

• 混合工程

  

  天然ゴム、合成ゴム、カーボンブラック、硫黄、その他薬品などの原料を調合し、バンバリーミキサーで混合。混合物はロールで練り上げられ、タイヤのパーツ別に、用途に応じたさまざまな種類の混合ゴムがつくられます。

• 押出工程

  

  数種類のゴムを一体化させ、タイヤに必要とされる厚み、幅をつけて押し出すことにより、トレッドと呼ばれるタイヤの接地面パーツや、タイヤ側面部を保護するサイドウォールをつくります。

• カレンダー工程

  

  タイヤの骨格としての役割を担うプライコードをつくる工程です。ナイロンやポリエステルの原反をカレンダーと呼ばれる機械に送り込み、両面に混合ゴムをコーティングします。

• 裁断工程

  

  プライコードを切断、ジョイントしタイヤの組み立てに必要な適正寸法の部品に加工します。

• 成型工程

  

  これまでの工程ででき上がった部品を成型機で張り合わせ、一本のタイヤへと仕上げていきます。こうして、タイヤの原形となる生タイヤがつくられます。

• 加硫工程

  

  生タイヤを金型に入れ、一定時間、熱と圧力を加えていくこと。必要なタイヤの特性が得られ、タイヤの形を完成させます。

• 検査工程

  

  最後にユニフォミティー測定、バランス検査、検査員による外観検査などの厳しい検査を経て、確かな品質をもつ製品だけが出荷されます。