重点テーマ6:安全で健康的な職場づくり
- 優先的に取り組むべき課題
- 方針
- 2020年のあるべき姿
- TOYO TIREのSDGs(2030年のあるべき姿)
- 目標
- 責任(2020年4月現在)
- 活動推進体制(2020年4月現在)
- 苦情処理システム(窓口)
- 重点テーマを推進する主な資源(2019年度)
- 2019年度活動実績
優先的に取り組むべき課題
- グローバル水準の労働安全管理、労働衛生管理
関与が大きいステークホルダー
直接的:従業員
間接的:地域社会、株主・投資家、債権者、業界団体
優先的に取り組むべきと考える理由(機会とリスク)
TOYO TIREは、企業活動の全てにおいて安全が優先することを徹底し、企業活動において安全を確保することが全てのステークホルダーに対する企業の責務であると考えています。また、従業員の健康づくりの推進は生産性向上や企業価値向上につながるものであり、将来的な事業成長において重要な経営課題であると認識しています。社内では従業員のグローバル化・多様化が進んでいますが、全ての従業員を対象とした労働災害の防止と健康増進、快適な職場環境の構築およびその継続的な管理と改善は、経済的・人的損失を減少させるだけでなく、生産性や品質の向上など業績や企業価値の向上につながると考え、優先的に取り組むべき課題と位置づけています。
方針
TOYO TIREではOSHMS指針(労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針、厚生労働省)をベースとした労働安全衛生マネジメントシステムを運用し、労使が一体となり、経営トップの指揮のもと、リスク評価の実施とその結果に基づく必要な措置の実施を中心に、全社的な安全衛生管理を推進しています。
労働安全衛生に関する年度方針、目標、計画は労使合同の全社安全衛生会議において決定し、環境・安全衛生委員会の承認を得て安全衛生管理を実施しています。また全社安全衛生会議において計画進捗に対する評価および改善を実施しています。
製造拠点における労働安全衛生マネジメントシステム運用状況(2019年度)
OSHMS認証取得:4事業所(日本)
グッド・セーフティ・カンパニー登録:4事業所(日本)
ISO45001認証取得:2事業所(マレーシア)
安全生産標準化認証取得:3事業所(中国)
2020年のあるべき姿
安全を最優先に、安心して働ける職場づくりに取り組んでいる
TOYO TIREのSDGs(2030年のあるべき姿)
- AI・IoTを活用した生産工程のスマート化など人的負荷を軽減する技術の開発・導入により、全ての人が安全で、健康的に働く社会づくりに貢献する。
目標
災害度数率、休業度数率、火災発生件数などを指標として、職場の労働安全衛生状態を把握し、改善に努めます。
2020年度の労働安全衛生に関する方針(安全・防災・衛生)
安全: | 拠点におけるリーダーシップチームによるトップダウンと小集団活動によるボトムアップの融合で真の安全文化を構築する |
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防災: | 「火災予防管理の強化」と「火災および自然災害に対する備えと訓練の充実」を図る |
衛生: | 社員がやりがいと幸せを感じながら、より大きなパフォーマンスを発揮していけるように、健康な心身、健全な労働環境を守る |
責任(2020年4月現在)
品質環境安全統括部門管掌常務執行役員
活動推進体制(2020年4月現在)
※TOYO TIRE株式会社
- ※グループ会社においては、各国の法令に従い、各社の安全防災管理者、衛生管理者が活動を推進
TOYO TIREが所属する業界団体
苦情処理システム(窓口)
- ホットライン相談窓口(内部通報制度)…【対象】従業員、お客さま(お取引先)
- お客様相談室…【対象】顧客(消費者)、地域社会
- Webお問い合わせフォーム…【対象】顧客(消費者)、株主・投資家、NGO
- 労使協議会…【対象】従業員
重点テーマを推進する主な資源
- セイフティアセッサ制度有資格者*(2019年度):241名 ※日本国内
- 本社との情報共有および各種活動推進者(日本国内主要製造拠点に配置)
- 安全教育訓練施設(2019年度):7事業所
- 火災予防点検者:138人 ※日本国内
- 衛生管理者(2020年度):27名 ※日本国内
- 産業医(2020年度):14名 ※日本国内
- *機械の安全性の妥当性確認に必要とされる知識・能力に加え、妥当性判断の総合力を有する人