災害に強い職場づくり
TOYO TIREは火災発生予防管理の充実と、東日本大震災などの大規模災害の経験を踏まえた防災・減災の取り組みを強化してきました。
実践的消火訓練や地震対応ブラインド型訓練などを各拠点で展開していますが、さらに実効力を高めるため繰り返し実施し、また参加人員の拡充を目指します。消火訓練ではNFPA(National Fire Protection Association:全米防火協会)の規格であるNFPA600に準拠した危険物火災の消火訓練を実施しています。
また、日本国内において、2018年から開始した火災予防点検者教育について、2020年の受講者数は239名となりました。継続した取り組みの成果として、2020年の火災発生件数は0件、小火件数も2019年比33%以上削減を実現しました。
日本以外の地域においても、各地域の災害リスクに応じた対策や防災訓練を実施しています。
2020年防災実績
- 防災訓練実施実績
日本 22事業所(延べ参加人数4,196人)
米国 1事業所(延べ参加人数366人)
アジア(日本を除く)/オセアニア 5事業所(延べ参加人数2,395人)
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川西市防火安全協会より優良危険物施設として表彰
川西市防火安全協会より優良危険物施設として表彰

当社の研究開発拠点である基盤技術センター(兵庫県川西市)では、危険物取扱時の災害防止を目的として、拠点全体での維持、改善活動に取り組んでいます。「化学物質管理システム」を利用して危険物の保管量や保管場所をリアルタイムで確認し、適切な管理体制を維持しているほか、危険物を取り扱う従業員全員に対して関連資格の取得推進を図るなど、拠点全体での取り組みを継続していることが評価され、川西市防火安全協会より、令和2年度優良危険物施設として表彰されました。今後も継続した取り組みを通じて防災を徹底する職場環境づくりに励みます。