G:DXの推進(ERP刷新によるビジネスのボーダレス・一元管理化)
取り組むべき課題
DXの推進(ERP刷新によるビジネスのボーダレス・一元管理化)
取り組み方針
ビジネスのグローバル化が進み、ビジネスデータの利活用は重要性を増しています。当社グループ全体で適切な経営判断を行えるように、会計、販売などといったデジタルデータの迅速な収集や一元管理が可能な経営基盤を整備して、データの利活用をより一層推進しています。
責任(2024年4月現在)
常務執行役員 DX・業務システム部門管掌
活動推進体制(2024年4月現在)
職制を通じたDX推進体制を整備すると共に、DX案件に応じて社内タスクフォースも設置するなど積極的に推進しています。
活動を推進する主な資本
DX推進事務局 50名
取り組み
SAP S/4の導入でERPを刷新する
現在、国内外の拠点で導入されているERP(Enterprise Resource Planning(統合基幹業務システム))は、拠点独自に最適化されたものを使用しておりますが、経営判断に必要な情報やデータをタイムリーに把握するため、ERP刷新により情報のグローバル一元管理およびグローバルスタンダード化を進めています。新たに導入を推進している「SAP S/4 HANA」について、2022年7月に稼働したセルビア工場への導入に続き、2026年を目標に日本国内への展開準備を進めています。あらゆる部門が参画し業務の標準化を推し進めるなど、ERP刷新に合わせて、従来の業務のやり方を大きく変革させ、品質ロスの低減や物流の最適化、情報やデータの利活用等の実現を目指しています。