健康経営の取り組み

TOYO TIREは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する健康経営の考えを支持し、これまで、特に長期欠勤の主要因であるメンタル疾患への予防対策を強化してきました。
例えば、日本国内では健康経営の実践に向けた基礎的な土台づくりとワークエンゲージメントの一環として、メンタルヘルス研修会を管理・監督者から一般従業員まで展開するとともに、メンタルヘルスのeラーニングを実施しています。また、従業員の健康課題の把握と必要な対策を検討するため、労働安全衛生法によって義務づけられる以前から、日本国内の事業所でストレスチェックを実施してきました。受検率は毎年90%以上で推移しており、集団分析結果をもとに職場環境改善に取り組んでいます。
さらに、従業員の心と身体の健康づくりに向けた具体的な対策として、産業保健スタッフ・従業員支援プログラム(Employee Assistance Program:EAP)事業者と連携した個別指導・相談による不調者の早期発見とカウンセリングを通じて、長期欠勤者を減らしていく取り組みに注力しています。
また、長期欠勤に至った従業員に対しては、円滑な職場復帰を支援しており、一人ひとりの心身の状態を見ながら、個々のケースに最適なサポートができるよう職場復帰支援策の見直しを図っています。

関係会社各社においても従業員の健康促進の取り組みに力を注いでいます。
例えばTTHAグループ(米国)では、従業員により健康的な食習慣を推奨する取り組みとして「Healthy Eating Day」を開催しました。当日は従業員に軽食として、新鮮な果物や健康食品などが配給されました。100人近くの従業員が参加し、日ごろの食習慣について見直す良い機会となりました。
また、TOYO TYRE MALAYSIA SDN BHDでは、従業員と地域住民の健康的なライフスタイルの推進を目的としたチャリティマラソン大会(Toyo Tyre Charity Run)を開催しています。2019年度は参加者が1,000人を超えました。当大会は従業員が企業市民として地域とのつながりを感謝しながら運動を楽しむことができる、心身ともに健康を増進する機会となっています。

  • “健康フェアの様子” Healthy Eating Day(TTHAグループ)
  • “健康フェアの様子”
  • “健康フェアの様子”
  • Healthy Eating Day(TTHAグループ)
  • Toyo Tyre Charity Run(TOYO TYRE MALAYSIA SDN BHD)

なお、当社グループでは感染症・伝染病による被害を軽減し、従業員の安全を守り、リスクの発生を最小限に抑えることを目的として、感染症・伝染病対応マニュアルにおいて、必要な危機管理体制・平時のなすべき事項、従業員の行動要領・有時になすべき事項を定めています。

TOPIC
各社で熱中症予防対策を強化
3.すべての人に健康と福祉を 13.気候変動に具体的な対策を

TOYO TIREでは近年、新たな労働衛生側面におけるリスクとなった勤務中の熱中症への対策として、職場の暑熱・空調対策の実施や、従業員に対し定期的な水分補給を励行しています。
TOYO TIRE株式会社および株式会社トーヨータイヤジャパンは、共同で従業員向け熱中症予防セミナーを開催しました。今回は外部講師をお招きして、熱中症の正しい知識や日常に潜む危険、救急処置について講義いただきました。
また、東洋ソフラン株式会社では夏季の間、毎日、日中の最高気温や暑さ指数(WBGT値)を社内で情報共有し、熱中症への注意喚起を行いました。予防対策や緊急時対策のための物資を部署へ配布し、従業員が安心して働くことができる環境整備に努めました。

  • 熱中症予防セミナー 熱中症予防セミナー
TOPIC
NT MEXICO S. DE R.L. DE C.V.(メキシコ):
働き方改革でメンタルヘルス対策を推進
3.すべての人に健康と福祉を 8.働きがいも経済成長も

メキシコにおいては2018年に職場のメンタルヘルス対策に関するメキシコ公式規格(NOM035)が発行されるなど、労働環境の改善が進められています。NT MEXICO S. DE R.L. DE C.V.は従業員の心理社会的リスクの評価を行い、渋滞時間帯の回避と定時後の生活時間の充実を目的として、勤務時間の見直しを行うことにしました。その結果、同社では2019年は前年と比べて退社時間を1時間早めることができるようになりました。従業員のストレスが軽減され、幸福度も高まっています。