次世代育成支援

TOYO TIREは地域社会が持続的に発展していく上で、次世代を担う子どもたちの健全な育成が社会課題の一つであると考え、次世代育成支援のための寄付を行っています。
例えば、TOYO TYRE MALAYSIA SDN BHDでは、勉学意欲が高くても、経済的理由で十分な学習環境に恵まれていない児童や学生に向けて、「奨学金プログラム」を2013年から実施しています。
プログラム開始からこれまでの間に、「学部生奨学金プログラム(Undergraduate Scholarship Program)」と「児童教育支援プログラム(Student Education Assistance Program)」として、地元の大学での学位取得を目指す26名の学部生(うち4名は学位を取得)と、カミュンティン市やタイピン市の小学生210名を対象に支援を行いました。
対象者の決定は、従業員が各家庭を訪れてインタビューを実施し、その内容をもとに行っています。寄付金は総額で約249,000USドルとなり、主に書籍や学校までの交通費、さらに彼らの生活費として活用いただいております。
引き続き寄付による人材育成の支援を通して、地域全体の生活水準の向上と地域発展に貢献していきます。

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奨学金プログラムを受ける学生のみなさん

また、TOYO TIRE NORTH AMERICA MANUFACTURING INC.(米国)においても、米国の非営利団体であるユナイテッド・ウェイ・オブ・アメリカ(United Way of America)やエトワ奨学金財団(Etowah Scholarship Foundation)などを通じた次世代育成支援を続けています。

さらに日本においては、今後も人口減少が予測されるなか、優秀な人材を確保し続けることが事業継続において重要と考えています。そこで当社ではモビリティ業界への関心を高め、人材育成の一助となるよう、本社や技術センターへの見学を受け入れています。2019年度は、地域活性化について考察を深める総合学習の支援として、地域の高校生11名の受け入れを行いました。当日は当社グループの事業展開について、北米事業、ブランディング、そして地域貢献活動の側面から担当従業員が説明したほか、学生が捉えている地域の現状や課題について意見交換を行いました。その後は技術センターにて様々な実験施設を見学いただき、ものづくりに真摯に取り組んでいる姿勢を理解いただきました。質疑応答も活発に行われ、参加した従業員にとっても、地域の課題を身近に感じる機会となりました。

TOPIC
従業員が講師を務める次世代育成支援活動
4.質の高い教育をみんなに

当社では、自動車産業の持続的な発展を支える人材の育成は、将来にわたって事業を継続し、モビリティを通じて社会を豊かにしていくためにも重要であると考えています。学生のものづくりへの興味、関心を高め、職業観を早期から育むため、2013年より関西キャリア教育支援協議会*が主催する「情熱教室」へ賛同し、当社グループのリソースを用いた職業講話を行っています。2019年度は3校からの要請に応え、小学5年生、中学2年生、そして日本への留学生の計94名を対象に講和を行いました。授業を担当する講師役の従業員は、学校側が期待する授業となるよう、部署を限定せずに選出しています。また資料作成時は、対象となる学生のニーズをくみとり、タイヤのカットサンプルに触れてもらいながらクイズやワークの時間を設けるなど、工夫を施しています。こうした準備を経て実施される授業は、学生にものづくりの楽しさを伝え働くことへの理解を深める機会となります。講師にとっても、自身のキャリアを見つめ直し、「伝え方」を考える貴重な成長の機会となっています。
今後も学生のモビリティへの関心を高め、次世代を担う人材育成に寄与できるよう継続して活動に取り組んでいきます。

*小中高等学校におけるキャリア教育を関西の産業界・労働界から支援する組織

  • 授業を受ける様子
  • 授業を受ける様子
授業風景(左:小学5年生 右:日本への留学生)