プレスリリース
2024.02.19
当社代表取締役社長&CEO 清水 隆史がセルビア共和国政府より「貢献黄金勲章」を受勲
TOYO TIRE株式会社は、去る2月15日、代表取締役社長&CEOの清水隆史がセルビア共和国政府より、「貢献黄金勲章」を授与されましたのでお知らせいたします。
伝達式は同国大統領府で行なわれ、アレクサンダル・ヴチッチ大統領より「経済発展領域におけるセルビア共和国への多大なる貢献と功績、その成果があったこと」が称えられ、勲章と勲記が授与されました。
(左:当社代表取締役&CEO 清水隆史、右:アレクサンダル・ヴチッチ大統領)
■代表取締役社長&CEO 清水 隆史 (しみず たかし) 略歴
生年月日・出身 | 1961年 4月 2日生・京都府出身 |
略歴 | 1985年 4月 当社入社 |
2010年 4月 Toyo Tire Holdings of Americas Inc. 社長 | |
2013年 1月 当社 タイヤ企画本部長 | |
2014年 3月 当社 執行役員 タイヤ事業本部 タイヤ企画本部長 | |
2015年 7月 当社 常務執行役員 タイヤ事業本部 タイヤ企画本部長 | |
2015年 11月 当社 代表取締役社長&CEO (現職) | |
その他役職 | 2018年 日本自動車タイヤ協会会長、タイヤ公正取引協議会会長 |
2020年 大阪ゴム工業会会長 (現職) | |
2022年 日本ゴム工業会会長 (現職) | |
栄典 | 2023年 藍綬褒章 受章 |
<ご参考>
TOYO TIRE株式会社は2019年、当社としては初めてとなる欧州生産拠点をセルビア共和国に新設することを決め、2020年よりインジヤ市の広大な土地に自動車用タイヤ生産工場の建設を着工しました。
コロナ禍に見舞われていた当時、起工式はセルビアと日本をリモートで結んで開催されましたが、建設予定地にはアレクサンドル・ヴチッチ大統領を迎え、工場稼働の暁に新たな雇用が生まれ、新たな産業の礎ができる期待をメッセージとしていただきました。
2022年、建屋竣工とともに7月より稼働を始め、12月には正式に開所式を挙行しました。
社長の清水は、「新工場をこの地に竣工、稼働できたのは、政府ご関係者の当国経済発展に対する並々ならない情熱に尽きると確信している」「変化の速いマーケットに対してニーズの高い魅力ある商品をスピーディーに供給していき、欧州地域での地産地消を進めることはもちろん、主力のアメリカ市場に向けた戦略的供給拠点としての機能をフルに発揮し、存在価値の高い工場に成長させていきたい」と挨拶しました。
また、臨席いただいたアレクサンドル・ヴチッチ大統領より、「今日は日本の友人たちと一緒に5年間見てきた夢が実現した特別な日」「私は“made in Serbia”の最高のタイヤが、ここから世界へ、北米や西ヨーロッパ市場へ出荷されていくことを期待している」「同工場はTOYO TIREの欧州唯一のグリーンフィールド投資であり、品質や設備も世界最高水準。これらによって国家のGDP、市民の給与水準が高まることは、我々の幸せであり誇りである」との祝辞をいただきました。
セルビア工場は、最新技術の導入によって、工程を見える化し、高生産性設備を高精度に連携させ最適管理を実現していくスマートファクトリーです。EV化をはじめ市場インサイトに応える高性能で競争力のあるタイヤを生産していきます。
工場棟に隣接して直線距離720m、周回1,690mの走行テストコースを敷設しており、法規制認証に対応した評価をスピーディーに実施、魅力ある製品のよりタイムリーな市場展開を進めています。敷地内には、同国内最大規模となる太陽光発電システム(発電電力容量8.4MW)も設置、CO2削減にも寄与していきます。欧州地域で地産地消を進める一方、主力市場である北米をも主要ターゲットとしてカバーして供給していきます。
2023年11月には、TOYO TIREの欧州統括会社 Toyo Tire Holdings of Europe GmbHが、ノヴィ・サド大学(所在地:セルビア共和国ノヴィ・サド市、学長:Dejan Madic)とサステナブル原材料の研究開発を目的とした、産学連携に関する協定を締結しました。今後、共同でグローバルでのサステナブル材料開発の研究成果を追求していきます。
以 上
【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272
プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。