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プレスリリース

2023.12.08

低燃費性能とウェットグリップ性能を高次元で両立 「PROXES CF3」を発売

TOYO TIRE株式会社(本社:兵庫県伊丹市、社長:清水隆史)はグローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES」シリーズにおいて、低燃費コンフォートタイヤ「PROXES CF3(プロクセス シーエフスリー)」を2024年1月より国内市場で順次発売しますのでお知らせいたします。
(発売サイズは全46サイズ、価格はオープン価格)

PROXES_CF3タイヤ画像_ロゴ

 

国内ではCO2排出量削減に向けて自動車の燃費向上への取り組みやEV、ハイブリッド車の普及が進み、カーボンニュートラルに向けた取り組みが加速しています。タイヤにおいても低燃費性能の向上など、より環境に配慮した対応が求められています。

このたび発売する「PROXES CF3」は、低燃費性能とウェットグリップ性能を高次元で両立した商品です。
パターン設計にあたっては、当社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用し、トレッドパターン*1内で機能を分担させる非対称パターンを採用しました。これにより、制動性と操縦安定性を高め、スムーズで快適な走りに寄与しています。また、静粛性を確保し、タイヤラベリング制度における「低車外音タイヤ*2」に適合しています。

材料開発にあたっては、当社の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を用いて、低燃費コンパウンドを開発しました。このコンパウンドにはシリカ分散剤を採用し、転がり抵抗の低減、ウェット性能及び耐摩耗性能の向上に効果を発揮するシリカをより均一に分散させることで、これらの性能を高次元で最適化させています。なお、シリカ分散剤の一部には環境に配慮した天然由来のサステナブル素材を使用しています。

*1)トレッドパターン:タイヤのトレッド部に刻まれている、溝や切り込み。
*2)タイヤの車外通過騒音性能について、2023年1月より日本自動車タイヤ協会(JATMA)にて制定された業界の自主基準。
  (https://www.jatma.or.jp/environment_recycle/lownoisetyres.html



《ご参考》

■パターン設計

PROXES_CF3パターン設計

 

■性能評価結果
・転がり抵抗16%低減

PROXES_CF3転がり抵抗比較

【評価条件】
●試験場所:当社室内ドラム転がり抵抗試験機 ●試験法:ISO28580フォース式 
●タイヤサイズ:NANOENERGY 3 PLUS 195/65R15 91H、PROXES CF3 195/65R15 91H
●リムサイズ:15X6.0 ●空気圧:210kPa ●荷重:4.82KN ●速度:80km/h

 

・ウェット制動距離短縮4%短縮

PROXES_CF3ウェット制動比較

【評価条件】
●試験場所:当社タイヤテストコース ●車輌:カローラ ●型式:6AA-ZWE211 ●排気量:1790cc ABS作動有 ●駆動方式:前輪駆動
●タイヤサイズ:NANOENERGY 3 PLUS 195/65R15 91H、PROXES CF3 195/65R15 91H●リムサイズ:15X6.0 
●空気圧:フロント250kPa・リア240kPa
●荷重:2名乗車相当  試験方法:JATMA試験法 ●速度:100km/h → 0km/h ●路面種類:アスファルト(湿潤路)●水深:約1mm
●制動停止距離(平均):PROXES CF3(57.7m)NANOENERGY 3 PLUS(60.2m)

*上記テストの詳細デ-タは、タイヤ公正取引協議会に届けております。
*本テストの結果は同様な条件下であっても、必ずしも同じ結果が得られるとは限りません。 
 

 

■サイズ展開(46サイズ)

PROXES_CF3サイズ一覧

※上記発売予定年月は現時点での予定です。変更となる可能性がありますので、予めご了承ください。

「PROXES CF3」についての詳しい商品情報はこちらをご覧ください。
https://www.toyotires.jp/product/pxcf3

以 上

 

 

【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272

プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。