プレスリリース

TOYO TIRE株式会社（本社：兵庫県伊丹市、社長：清水隆史）は、当社製プレミアムコンフォートタイヤ「PROXES Comfort Ⅱs（プロクセス コンフォートツーエス）」、ビジネスバン専用ドレスアップタイヤ「H30（エイチサンジュウ）」の2商品が、2023年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞しましたので、お知らせいたします。

グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一のデザインアワードです。有形無形を問わず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインとしてとらえ、日本屈指のデザイナーや建築家などで構成される審査委員会が評価しています。

今回受賞した2商品はいずれも当社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE（ティーモード）」を用いてデザインしています。PROXES Comfort Ⅱsは左右非対称のトレッドパターン^※1によって機能を分担させることで、プレミアムコンフォートタイヤに要求される上質な乗り心地と操縦安定性を実現した商品です。性能と美しさを両立させたデザインが審査員の高い評価を獲得しました。H30はビジネスバン専用タイヤとして積載時にタイヤへ負荷が掛かることを考慮して耐摩耗性能を確保するとともに、車両をカスタマイズしてファッション性を重視するユーザーからニーズのあるホワイトレター^※2を採用しています。アウトドアなどビジネスバンの用途拡大を的確にとらえたラインアップと丈夫な構造設計が評価されました。

^{※1）トレッドパターン：タイヤのトレッド部に刻まれている溝や切り込み。
※2）ホワイトレター：タイヤサイド部のブランド名や模様を白く立体的に表記したもの。}
 

当社は今後もマーケットの情報を広く収集し、タイヤに求められる性能とデザイン性を両立させた付加価値の高い商品開発に取り組んでまいります。

《ご参考：受賞2商品の紹介と審査委員による評価コメント》

■PROXES Comfort Ⅱs（プロクセス コンフォートツーエス）

【評価コメント】
乗用車向けのコンフォートタイヤとして、ブロック剛性アップによる操縦安定性の向上や、グルーブのエッジを傾斜させることによる旋回時性能の向上、パターンノイズを低減する非対称ピッチによる静粛性の実現など、高いレベルでバランスされた性能を獲得している。セクションごとにそれぞれ異なる狙いの機能を持たせながらも、グルーブは左右に美しい曲線を描きながら連続するようにパターンが構成されており、性能と美しさを両立させたデザインを高く評価した。

■H30（エイチサンジュウ）

【評価コメント】
ライフスタイルの多様化にともない、本来は商用として生まれたバンを趣味のパートナーとして使う人が増えてきた。ホワイトレターと通常のレタリングを選べるこのタイヤは、ドレスアップも積極的なこうしたユーザーに喜ばれるだろう。乗用車的に使うシーンを想定して、欧州向けバン用タイヤの構造を取り入れたところも、ユーザーにとってありがたい配慮だと感じた。
 

以　上