プレスリリース

TOYO TIRE株式会社（本社：兵庫県伊丹市、社長：清水隆史、以下「当社」）は、米国生産子会社Toyo Automotive Parts（USA）, Inc.（社長：崎富博、以下「TAP」）における自動車部品の生産を本年10月31日付で終了し、同社を解散することを本日決定しましたのでお知らせいたします。

当社の自動車部品事業では、収益性の改善に加え、EV化の進展に合わせた新商品開発などによる競争力の更なる強化に取り組んでいます。2001年より、北米市場で自動車メーカー向けに防振ゴムなどを供給しているTAPにおいては、材料費、エネルギー費、人件費などのコスト高騰により収益性の維持・向上の見通しが立たない状況にあります。このことから、経営資源の最適化、自動車部品事業の体質強化を図るため、今般、TAPの生産終了及び解散の判断に至りました。なお、TAPで生産する商品は、他の拠点に生産を移管し、米国における販売はToyo Tire North America OE Sales LLCが継続いたします。

22年間にわたりTAPに貢献、支援をいただいてきた従業員、地域・関係者の皆様に改めて感謝の意を表するとともに、TAPの従業員に対して退職後の就職支援を行なってまいります。また、今後、同社のクロージングに向けた資産整理などを併せて進めてまいります。
なお、本件が2023年12月期の連結業績に与える影響については、本日の適時開示資料を参照ください。（https://ssl4.eir-parts.net/doc/5105/tdnet/2325045/00.pdf）
 

■Toyo Automotive Parts（USA）, Inc.の概要

1）設立       ：2001年
2）資本金　：29.0百万ドル（TOYO TIRE株式会社100%出資）
3）代表者　：崎 富博
4）従業員数：207名（2023年6月末現在）
5）事業内容：自動車用防振ゴム及び等速ジョイントブーツの製造

以　上