プレスリリース

TOYO TIRE株式会社（本社：兵庫県伊丹市、社長：清水隆史）は、このたび、当社グループの2018年度におけるCSR活動等をまとめた報告書「CSR Report 2019」を発行しましたのでお知らせいたします。

当社グループは、CSR活動の基本方針を「TOYO TIREグループは、一人ひとりが社会との『つながり』を意識して行動し、人と社会に求められる企業であり続けます。」と2014年に掲げ、CSR活動を7つの「重点テーマ」として集約、それぞれの達成イメージを「2020年のあるべき姿」としてその実現に向けて取り組んでいます。

さらに2017年、事業環境の加速度的な変化や新たな社会的課題への対処の必要性を念頭に、将来にわたって持続可能な成長（サステナビリティ）をめざすため、「サプライチェーン」「環境」「人権・労働」「SDGs」の4つを優先的に取り組むべき課題として抽出しました。2018年からは、課題ごとにワーキンググループ（サステナビリティ推進WG）を設置し、関係する事業組織の責任者・担当者が参集し、国内外のグループ各社と連携しながら組織横断的な検討を進めています。

当社グループが取り組むCSR活動について、より多くのステークホルダーの皆様にご理解いただけるよう開示情報を充実させるとともに、報告書を発行、公開しています。
本年発行する「CSR Report 2019」では、グローバルにモビリティ社会への貢献をめざす当社グループの「SDGs」について詳細を説明するとともに、機会創出のための技術革新やリスク回避のためのグローバル方針整備など、サステナビリティに向けた各組織の活動をご紹介しています。
 
中でも、特に着目いただきたい点は「TOYO TIREのSDGs」です。当社グループは、2018年度の各サステナビリティ推進WGでの活動を通じ、気候変動影響に関連する機会やリスクの整理、人権・労働および腐敗行為防止に関するグローバル方針の策定、CSR調達ガイドラインの改定（天然ゴムの持続可能な調達のための方針の策定）などを行なったほか、これらと並行して「TOYO TIREのSDGs」の検討を進めてきました。
持続可能な成長のための目標（SDGs）については、社内外での議論を重ねた結果、14のゴールを策定し、2019年3月に公表しています。今回の報告書では、当社グループのSDGsに対する考え方、およびバリューチェーンにおけるリスクおよび機会との関係性について説明し、当社グループのめざす「2030年のあるべき姿」を示しています。

情報開示においては、当社グループの企業活動を正しく評価いただけるよう国際的なガイドラインを参考に報告内容の正確性、わかりやすさなどに考慮し、品質と信頼性の向上に努めています。

■「CSR Report 2019」の主な構成内容

1. TOYO TIREの事業インパクト
当社グループの企業活動が経済、環境、社会に与える影響の大きさについて説明しています。

2.トップメッセージ
当社代表取締役社長の清水隆史が、健全で持続可能なモビリティ社会構築に向けて、国際規範を尊重し、SDGsはじめ、環境（E）、社会（S）、ガバナンス（G）の課題を当社グループが優先的に取り組むべき経営課題に位置づけ、積極的に取り組み、グローバル企業としての責任を果たしていく決意を表明しています。
　
3. CSR方針
CSR方針策定後の当社グループのサステナビリティ推進の動き、及び当社が重要と位置付けるステークホルダーについて報告しています。

4. TOYO TIREのバリューチェーンとSDGs
当社グループの事業活動（バリューチェーン）上で、将来の事業成長と外部環境として想定される事象から考えられるリスクと機会を重点テーマごとに説明し、当社グループのSDGsとの関係性を示しています。

5. CSR活動報告
7つの重点テーマごとにマネジメント手法（優先課題とその理由、課題解決に向けた方針、目標、責任）を説明し、マネジメントに基づく活動実績を報告しています。

■報告媒体
当社グループでは日本語と英語で、WEB版および冊子版（PDF版）の媒体を用いてCSRの活動報告を行っています。冊子版（PDF版）で活動概要をWEB版でその詳細を報告しています。

① 冊子版（日本語全36ページ）
冊子版のPDFデータは以下ウェブサイトから入手（ダウンロード）いただけます。
https://www.toyotires.co.jp/csr/report/
※冊子のご請求は、上記ウェブサイト内の「エコほっとライン」からお申し込みください。

② 当社コーポレートサイト内 「CSRの取り組み」（日本語）
https://www.toyotires.co.jp/csr/
※英語サイトも後刻更新予定です。

以上