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プレスリリース

2019.01.11

天然ゴムをはじめとした、原材料の持続可能な調達をめざし CSR調達ガイドラインを改定

TOYO TIRE株式会社(本社:兵庫県伊丹市、社長:清水隆史)は、このたび、当社の「CSR調達ガイドライン」において、新たに「天然ゴムの持続可能な調達方針」を追加し、改定を行ないましたのでお知らせいたします。

当社グループは、2014年から「CSR調達ガイドライン」を運用し、お取引先様と協働でCSR調達を推進しています。本ガイドラインは社会からの要請や事業環境の変化に応じて都度見直しを行なっていますが、今回の改定では、タイヤや自動車用防振ゴムといったゴム製品において使用する、主に天然ゴムをはじめとした原材料の持続可能な調達を図るための方針を新たに盛り込みました。
これは、当社グループがサプライチェーン全体にわたって人権、労働、環境などの社会的課題に取り組み、持続可能な社会の発展を支える責任ある調達の促進をめざすことを目的としたものです。
世界的な経済成長予測を前提に、需要の増加が見込まれている天然ゴムにおいて、その持続可能な調達が図られることは、天然ゴムを主原料として使用する当社グループにとって重要な経営課題として認識しています。
当社は2016年から、持続可能な天然ゴムイニシアティブ(Sustainable Natural Rubber Initiatives、SNR-i)*1に参画して持続可能な天然ゴム経済の実現に向けて取り組んでいるとともに、さらに昨年10月には、持続可能な天然ゴムのためのプラットフォーム(Global Platform for Sustainable Natural Rubber、GPSNR)*2への参画を宣言しました。
今回追加した本方針は、GPSNRの「持続可能な天然ゴムの原則(Sustainable Natural Rubber Principles)」を尊重する内容であり、今後、プラットフォームでの活動を通じて、ステークホルダーとの連携による持続可能な天然ゴムサプライチェーンの構築をめざしてまいります。
(※詳しくはこちらをご覧くださいhttps://www.toyotires.co.jp/csr/pdf/procurement_ja.pdf

*1 国際ゴム研究会(International Rubber Study Group。天然ゴム及び合成ゴムの生産国、及び、消費国の政府で構成される政府間組織)が設立。天然ゴムを持続可能な資源とするために生産性改善の支援、天然ゴム品質の向上、森林の持続可能性支援、水の管理、人権と労働権の尊重を目指す。http://www.snr-i.org/
*2 WBCSD(World Business Council for Sustainable Development:持続可能な開発のための世界経済人会議)のタイヤプロジェクト・持続可能な天然ゴムワーキンググループが中心となり設立(2018年に設立を宣言、2019年から運用開始)。天然ゴムサプライチェーンのステークホルダーを幅広く巻き込んで、持続可能な天然ゴムを実現するための原則Sustainable Natural Rubber Principlesを作成し、これを促進するために協働する。
https://www.wbcsd.org/Sector-Projects/Tire-Industry-Project/News/Launching-the-Global-Platform-for-Sustainable-Natural-Rubber

 

以 上

 

 

【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272

プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。