プレスリリース

【社長訓示要約】

東洋ゴムグループは、昨年、「中計'11」を前倒しで捉える見通しが立ったことから、新たに2016年度を最終年度とした「中計'14」を策定し、新しい中期経営計画をスタートさせた。全社員一丸となって「今を超えていこう」と向かう先を確かめ合い、『GO BEYOND』というスローガンを掲げた。

中計'14の折り返しとなる重要な2015年度のスタートするにあたり、我々がGO BEYONDしていくためにどうあるべきか、2つのテーマを胸に刻みたい。

1つは「徹底した顧客指向」。他社と同じことをやっていては勝ち残れない。他社と違うことを他社より先にやる。これが我々の存在価値であり、優位性の源泉となる。顧客満足を実現するとともに、顧客の期待を超える新しい驚きや快適性を提供していかなければならない。一人ひとりが現場で見て聞いて確かめたことを、次のアクションに結びつけ、徹底した顧客指向を起点にしていくことを自分のテーマとして挑戦してほしい。

もう1つは「KEEP INNOVATING」、革新し続けること。技術が絶えず進化発展することを日進月歩と喩えられるが、「KEEP INNOVATING」とは技術開発だけではなく、販売・生産・企画・管理、すべての現場で実践する革新、そして、その継続だ。自分たちは日々改善、革新ができているのか、自らに問いながら仕事と向き合い、イノベーション（革新）に取り組んでほしい。意識して革新を継続的に行うことで初めて、顧客から認められる会社になれる。

本年度、タイヤ事業では米国工場の第4期増強ラインで増産がスタートするなど、グローバルで戦う基盤がさらに整う。ダイバーテック事業では、技術優位性と将来性を踏まえた再強化へ本格的に取り組んでいく。

2015年は、中計'14のターニングポイントとして気を引き締め、勝ちに行く強い気概を持って挑む一年でありたい。一人ひとりが顧客のほうを向いて「徹底した顧客指向」を実践し、日々意識して「KEEP INNOVATING」を行っていこう。そして、全社員で夢を持ち、それに向かって一心に力強く歩みを進める1年にしよう。