プレスリリース
2012.04.24
-創設20周年を迎えました- 「東洋ゴムグループ環境保護基金」2012年度助成計画決定
東洋ゴム工業株式会社(社長:中倉健二)は、2012年度の「東洋ゴムグループ環境保護基金」の助成金額を総額1,908万円と確定し、全国39のNPO(非営利団体)の活動をサポートしますのでお知らせいたします。
「東洋ゴムグループ環境保護基金」は、従業員の発案から生まれました。当社グループ従業員が趣旨に賛同し寄託する寄付金合計と同額の寄付金を会社が拠出するマッチングギフト方式を採用し、その基金によってNPOの環境保護活動を広く支援しています。当社グループは1992年の創設以来、取り組みを地道に継続的に積み上げ、本基金による支援活動は本年度で20周年を迎えました。初年度の1993年度には9件の助成からスタートした本基金も、20年間の積み重ねにより助成先団体数は延べ636団体、助成金の累計総額は3.7億円を超えました。
東洋ゴムグループは、1993年1月、経営や事業活動における環境・品質に関わるグループの基本理念、行動指針、管理体制を『TOYO地球環境憲章』として定めました。「東洋ゴムグループ環境保護基金」は、同憲章の考えを実現するものとして継続しており、小規模ながらもこつこつと真摯に環境保護などに取り組んでおられるNPOの活動を、広くサポートすることによって、より豊かな社会の実現に貢献しようとするものです。
当該保護基金の詳細はホームページ(http://www.toyo-rubber.co.jp/eco/stakeholders/fund.html)
をご確認ください。
※「東洋ゴムグループ環境保護基金」は、公益財団法人大阪コミュニティ財団内に設けており、助成の募集および助成先の選定については、同財団にご協力をいただいています。
同財団に関する詳細内容はホームページ(http://www.osaka-community.or.jp)をご確認ください。
2012年度は、助成団体件数が39団体、助成金額は1,908万円の助成を行います。
2012年度東洋ゴムグループ環境保護基金助成団体
東洋ゴムグループ環境保護基金助成決定団体
(39団体うち新規11団体、2回目6団体、3回目5団体、4回目8団体、5回目1団体、6回目8団体)
分類 | 団体名 | 所在地 | 活動概要 |
---|---|---|---|
環 境 教 育 ・ 体 験 学 習 |
NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会 | 東京都 | 多摩動物公園にある雑木林にて生物多様性に配慮した整備活動の実践 |
NPO法人 グリーンエネルギーしずおか | 静岡県 | 体験学習を通じて、自然エネルギーの創り方、つくる大変さなどを気づかせる活動 | |
旭学舎 | 愛知県 | 環境問題から地域レベルの環境問題までを実験や体験を交え知識として知る活動 | |
四日市大学エネルギー環境教育研究会 | 三重県 | 地域から環境保全!環境教育(ESD)と循環型社会づくり | |
次世代のためにがんばろう会 | 熊本県 | 小中学生を対象にした実践的な環境学習を実施、派遣講師を育成する事業 | |
権現森自然研究会 | 宮城県 | 里山「権現森」の自然を守るとともに、子供たちに自然の大切さを伝承 | |
いび川イキイキまちづくり協議会 | 岐阜県 | 農作物と作物販売から地産地消とフードマイレージ、生物の多様性を学ぶ活動 | |
一般社団法人 日本気象予報士会 関西支部 | 京都府 | 「楽しいお天気講座」による子供たちの自然観察力・探究力と防災意識の育成活動 | |
エコ村伝承館 | 熊本県 | 小中学生を対象とした環境学習や体験学習など環境保全に向けた取り組み | |
NPO法人 印旛野菜いかだの会 | 千葉県 | 印旛沼絶滅危惧種水草再生と環境学習 | |
まきのはら水辺の楽校 | 静岡県 | 牧の原市内の水辺を活用した自然体験活動を展開 | |
NPO法人 マンパワーカフェ | 静岡県 | 環境問題について学ぶとともに、親子で一緒に楽しくものづくりを行う機会を提供 | |
NPO法人 すいた環境学習協会 | 大阪府 | 地域の小中高等学校や市民に対する「参加型体験学習」と「環境保全指導」 | |
NPO法人 環境21の会 | 兵庫県 | 子ども達に環境理科教室を実施し、環境問題の啓発と子育ての支援 | |
生 態 系 保 護 |
遠賀川源流サケの会 | 福岡県 | 遠賀川の源流で鮭の放流を続け、河川環境の保全・改善や生命の尊さを学ぶ活動 |
NPO法人 おさかなポストの会 | 神奈川県 | 外来種が密放流されるのを防ぎ、被災飼育生物の命をつなげる活動 | |
釧路湿原塾 | 北海道 | 生物多様性を支える釧路湿原における自然再生事業を学ぶ活動 | |
NPO法人 新山川草木を育てる集い | 北海道 | 「どろ亀さん記念当別22世紀の森」におけるエゾヤチネズミ等の食害軽減策の試み | |
NPO法人 サンクチュアリエヌピーオー | 静岡県 | 中部圏における海岸への漏出光調査と野生生物に及ぼす影響調査 | |
NPO法人 シナイモツゴ郷の会 | 宮城県 | 大震災を乗り越える力強い自然再生活動 | |
地 域 環 境 整 備 |
NPO法人 秋田パドラーズ | 秋田県 | 秋田県における海外由来の海岸漂着物(ゴミ)を減らすプロジェクト |
姫新線ふれあい菜の花プロジェクト | 兵庫県 | 遊休農地に菜の花を栽培して、自然環境の保全をはかる活動 | |
NPO法人 グローバルヒューマン | 岩手県 | オーガニック和綿定植による東日本巨大津波塩害農地の脱塩・復興事業 | |
NPO法人 竹林救援隊 | 岐阜県 | 放置竹林の間伐整理と廃竹を使っての老人介護施設への生活環境応援 | |
ふるさと倶楽部 | 和歌山県 | 地域・各家庭にマッチした生ごみの堆肥化推進 | |
NPO法人 楽竹会 | 神奈川県 | 間伐竹活用による都市近郊の資源循環型自然環境保全活動 | |
里 山 ・ 森 林 ・ 緑 化 |
NPO法人 共生の森 | 大阪府 | 「共生の森」における郷土種育苗事業及び市民参加促進事業 |
NPO法人 ニランジャナセワサンガ | 大阪府 | インド貧困乾燥地域ビハール州の荒野に植林とアグロフォレストリーの実践 | |
山田の里グリーンクラブ | 兵庫県 | (石臼・農機具)を使用する体験等「里山の景観と文化」の継承 | |
ブナを植える会 | 兵庫県 | ブナ・落葉広葉樹の植樹・育樹により、生物多様性の保全、再生をめざす活動 | |
六甲山を活用する会 | 兵庫県 | 六甲山の多様な価値を広めつつ、落葉樹主体の森を再生する実験活動 | |
啓 発 活 動 ・ イ ベ ン ト |
NPO法人 ビーグッドカフェ | 東京都 | 自立・継続した里山地域支援の仕組みの確立を目指す活動 |
おおもりこもりてんこ森祭実行委員会 | 愛知県 | ドングリ工作や森の童話劇を通して、子どもたちが森を楽しく遊ぶイベント | |
環境学習サークルみえ | 三重県 | 「省エネルギー」や「地球温暖化」の普及啓発 | |
NPO法人 社会還元センターグループわ | 兵庫県 | ケナフ栽培と使用による地球温暖化防止啓蒙活動 | |
水 ・ 河 川 環 境 |
NPO法人 日本水フォーラム | 東京都 | 国内外の水に関する問題の啓発活動 |
みのお川を美しくする会 | 大阪府 | 箕面川・石澄川及びその周辺の環境美化活動 | |
そ の 他 |
社会福祉法人 日本ヘレンケラー財団 さつき園 | 大阪府 | 食用廃油再生燃料化リサイクル事業 |
NPO法人 モスグリーンEco | 滋賀県 | 琵琶湖のヨシを使った「ヨシ緑化パネル」による緑化事業の展開 |
累積助成件数・金額
昨年度の助成団体の活動例
【NPO法人 新山川草木を育てる集い(北海道)】![]() |
【環境学習サークルみえ(三重県)】![]() |
(活動概要)エゾヤチネズミの食害対策を検討し、 多様な森づくりに貢献する。 |
(活動概要)イベントや出前講座で人力自転車発電 体験などの体験型環境学習を行う。 |
【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272
プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
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