印刷する

プレスリリース

2011.06.07

新・タイヤ外観自動検査システム技術を確立 ~「第17回画像センシングシンポジウム(SSII)」に出展~

東洋ゴム工業株式会社(社長:中倉健二)は、タイヤの製造過程で生じる極めて小さな特異点を高精度で自動的に検出する独自の画像処理システムを研究・開発し、技術革新を進めています。

このたび、中京大学(学長:北川 薫氏)、日本機材株式会社(代表取締役:脇坂 雄三氏)、 シャープマニファクチャリングシステム株式会社(社長:中村淳良氏)との共同研究により、新・タイヤ外観自動検査システム技術を確立しました。

自動車用タイヤの品質検査は、製品毎に決められた検査規定をもとに自動検査システムと目視による厳格な二重チェックを行っています。近年では、タイヤに求められている性能の多様化に伴い、品質チェックが複雑化し、高度な識別能力が求められています。

当社は、高度な識別技術を活用したタイヤ外観自動検査システムを、すでに一部の工場で実用化していますが、今回、さらに画像処理におけるシステム技術の進化を実現・確立しました。

今後、この新・タイヤ外観自動検査システムを、当社グループの全世界のタイヤ工場へ導入展開を行い、当社グループでグローバルに生産するタイヤの品質を世界トップレベルの高い水準で平準化し、供給していきます。

クルマが走るあらゆる場所で、すべてのドライバーに確かな安全性をお届けするために、当社はさらなる開発に取り組み、高品質なタイヤを今後も提供していきます。

この開発技術について、2011年6月10日(金)にパシフィコ横浜で開催される、「第17回画像センシングシンポジウム(SSII)」で発表を行います。

<シンポジウム概要>

■ 名称 : 第17回画像センシングシンポジウム (http://ssii.jp/registration.html
■ 会期 : 2011年6月8日(水)〜 10日(金)

(8日:チュートリアル講演会 9日、10日:シンポジウム)
■ 会場 : パシフィコ横浜アネックスホール

(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
■ 主催 : 画像センシング技術研究会 (会長:輿水大和 中京大学)
■ 協賛(予定): 映像情報メディア学会応用物理学会可視化情報学会画像電子学会

計測自動制御学会情報処理学会精密工学会電気学会電子情報通信学会

日本医学放射線学会日本印刷学会日本顔学会日本生体医工学会

日本核医学会日本機械学会日本航空宇宙学会日本材料学会

日本写真学会日本写真測量学会日本超音波医学会

日本バーチャルリアリティ学会日本非破壊検査協会

日本リモートセンシング学会日本ロボット学会溶接学会レーザー学会
■ 協力 : 電子情報通信学会パターン認識・メディア理解研究会

情報処理学会コンピュータビジョン・イメージメディア研究会
■ 入場料: 2011年6月9日(木)、10日(金)

入場料一般 24,000円

入場料学生  7,000円



以上

 

 

【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272

プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。