プレスリリース

東洋ゴム工業株式会社（社長：片岡善雄）とミシュラン社（代表：エドワール・ミシュラン）は、5月3日（月）、ミシュラン社が有するランフラットタイヤシステムであるPAX Systemに関する技術供与契約に調印しました。当社は、この契約により、乗用車・ライトトラック用にPAX Systemによるランフラットタイヤを製造し、国内自動車メーカー向け及び市販用として販売する権利を取得しました。

PAX Systemは、ミシュラン社が1998年に開発し、優れた安全性と快適な乗り心地を実現しており、タイヤ・専用ホイール・パンク時に車を支え時速80キロの速さで200キロの走行を可能とするサポートリング（中子）・空気圧監視装置の4つの要素から成り立っています。

当社では、既にサイドサポートタイプのランフラットタイヤの開発を行っていますが、中子式のランフラットタイヤにおいては、その優位性からPAX Systemが今後のグローバルレベルでのスタンダードとなると判断したものです。