プレスリリース

東洋ゴム工業株式会社（社長：片岡善雄）は5月1日より国内市販用タイヤの出荷価格を値上げします。

値上げ率は、乗用車用タイヤ・小型トラック用タイヤが4%強、トラック・バス用タイヤで6%、建設車両用タイヤでは5%強の範囲で実施しますが、平均の値上げ率は約5%になる見込みです。

値上げの主たる要因となった天然ゴム価格は、需給逼迫によって既に平成14年以降約30%高騰しています。 今後も旺盛な需要が見込まれており、天然ゴム価格は更なる上昇もしくは高値圏で推移するものと予想しています。

従来から、生産の効率化・原材料購入価格の低減等企業努力によってコストダウンに努めてまいりましたが、今回の原材料価格上昇によるコストアップは企業努力のみでは吸収し得ないとの判断から、値上げを決定するに至りました。