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プレスリリース

2003.11.12

東南アジアで大型ゴムライニング工事を受注

東洋ゴム工業株式会社(社長:片岡善雄)は、フィリピン パラワン島に設立される住友金属鉱山株式会社が主体の現地法人『(※1)コーラル・ベイ・ニッケル社(Coral Bay Nickel Corporation)』向け大型ニッケル精錬工場設備の防蝕材として、多量のゴムライニング材供給と工事を当社代理店エーゼーゴム洋行経由で大手エンジニアリングメーカー日揮株式会社より受注しました。

東洋ゴム工業株式会社は、海外でのライニング事業拡大のために1994年にマレーシア ジョホルバル地区に『トーヨー・ラバー・マレーシア(Toyo Rubber (Malaysia) SDN.BHD.)』(社長:堀内志郎)を設立し、シンガポール・マレーシアを中心とした東南アジア地区のゴムライニング市場で競争力をつけビジネスを拡大してきました。 この度、当社の推奨した「(※2)Hot Bonding」工法による品質の安定性と長期耐久性が、ニッケル精錬設備を設計していた日揮株式会社より高く評価され、この設備の耐蝕ゴムライニング工事の採用が決定しました。

今回のこの工事受注を機会に大型ゴムシート押し出し機を当該工場に設置しました。今後、東南アジアで当社の防触ライニングの実績を着実に積み重ね、顧客需要に対応した信頼ある商品供給を目指します。

1. 受注先 日揮株式会社(本社:神奈川県横浜市 社長:森本省治)
2. 受注規模 約20,000m2
3. 工事着工 2003年9月予定
4. 予定工期 2003年9月〜2004年4月

(※1)『コーラル ベイ ニッケル コーポレーション』(本社:フィリピン 社長:藤森 隆則)
住友金属鉱山・三井物産・日商岩井・リオツバニッケルマイニングの合弁会社

(※2)「Hot Bonding工法」
従来のCold Bondingに対して、施工及び品質管理の安定が優れた工法のこと

 

以上

 

 

 

【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272

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