玉井太朗

日本スノーボード界の第一人者として、80年代後半から、
北海道ニセコを拠点に、アラスカ、モンゴル、極東ロシア、
エクアドル、ペルーなど国内外の山々を開拓。
スノーボーダーとして世界初となるトラックを各地に刻む。

同時にそれらの軌跡を映像、写真、文章として発表。
1998年自らがデザインするスノーボードブランド
「GENTEMSTICK」を立ち上げる。

サーファーでもある玉井は「雪と波」の特質を融合させ、
真冬の冷たい海から、世界屈指の粉雪の斜面まで、風を読み、
自然の音に耳を澄ませ、ライディングを繰り返す。
独自のスタイルはグローバルアンバサダーを務めるアウトドアブランド
「PATAGONIA」のインターナショナルカタログでの特集から、
北米やヨーロッパの専門誌、映像作品で度々フィーチャーされ、
世界へと波及。「SNOWSURF」というジャンルへと発展し、
ボードデザインの革命となる。
自然と寄り添った暮らしを送る玉井のライフスタイルは
多くの大人たちの指標となっている。