プレスリリース
2019.07.02
(お知らせ) 当社グループの「タイヤ安全啓発活動」が日刊自動車新聞用品大賞2019で特別賞を受賞
TOYO TIRE株式会社(本社:兵庫県伊丹市:社長:清水隆史)、および国内タイヤ販売子会社の株式会社ト-ヨ-タイヤジャパン(本社:東京都千代田区、社長:山邊憲一)は、アフター市場で注目を集めた商品を対象に選考、表彰する「用品大賞2019」(主催:日刊自動車新聞社)において、当社グループがドライブシミュレーターを用いて取り組んでいる独自の「タイヤ安全啓発活動」が特別賞を受賞しましたのでお知らせいたします。
(タイヤの大切さを体験できる独自のドライブシミュレーター)
同賞は、販売数量だけにとらわれることなく、商品開発のアイデアや話題性、業界貢献度、あるいは社会状況などを重視するとともに、カー用品量販店、整備専門学校の学生へのアンケート調査の結果を参考としながら、総合的かつ客観的に評価され、優秀かつ影響力があったと認められるものを選定され、表彰をする日刊自動車新聞社の顕彰制度で、本年度は、2018年4月から2019年6月の間に発表、発売されたカー用品が選考対象となりました。
当社グループはモビリティ社会に広く貢献していく企業として、製造・販売したタイヤをドライバーの皆様に適正に使用いただくよう啓発することも大事な使命の一つであると考え、「タイヤの日」として定められている4月8日を基点に、全国で安全啓発活動を実施しています。
当社グループでは、一人でも多くの皆様にタイヤのメンテナンスに関心を持っていただけるようさまざまな工夫を凝らしてこの活動に取り組んでおり、特に本年度は、タイヤ空気圧の違いによる操縦安定性の比較やハイドロプレーニング現象*での走行など、普段、自ら進んで体験することのできないシチュエーションを実際に体感いただけるよう、独自にソフト開発したシミュレーションシステムの導入を初めて試みました。
*ハイドロプレーニング現象:水のたまった道路を走行する際、タイヤと路面の間に水の幕ができ、タイヤが水の上を滑走する現象。
このドライブシミュレーターは、実際の車両と同様にハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルを備えています。スピーカーによる走行音とともに、運転席から見える景色の流れを3面モニターで映し出し、揺動機構を施すことによってハンドルやペダル動作に応じた車両の揺れを再現します。
※ ご参考:ドライブシミュレーターを使用した走行映像
https://movie.toyotires.co.jp/category/videos/all-videos/video/6030069225001
昨年、当社グループが実施したタイヤの安全啓発活動では、点検したうち約3割の乗用車でタイヤの空気圧不足を確認しています。ドライバーの皆様にタイヤ点検の重要性に気づいていただくため、整備不良のタイヤで車を運転する状態を体感いただけるよう、本年より独自にドライブシミュレーターを開発、これを活用したタイヤ安全啓発活動を開始しました。
これまで、大型ショッピングモールなど全国6会場で800名近くのお客様に体験いただくことができました。アンケートでは「タイヤへの理解が深まった」「車のメンテナンスに無頓着な方が多いので、この啓発活動はもっとやるべき」「命を守るためにもタイヤには気を使っていこうと思う」といった貴重な声をいただきました。ドライブシミュレーターを体験された実に97%の皆様から「タイヤの安全に対する意識は変わった」と回答*をいただいています。 *高まった:50%、非常に高まった:47%の合算
今回、用品大賞2019において、当社グループのタイヤ安全啓発活動の取り組みが、①タイヤに特化したドライブシミュレーターを開発し、他に例を見ない内容であること、②通常の運転では体験し難い走行を仮想体感の提供によってユーザーにタイヤの重要性を認識させられること、③グループとしてタイヤ安全啓発活動を真摯に行なっている姿勢などが評価されました。
当社は今後とも、一人でも多くのドライバーの皆様にタイヤに関心をお持ちいただき、日常的な点検の実施を通じた安全なドライブをしていただけるよう、グループを挙げてその啓発に取り組んでまいります。
■ご参考
来たる7月6日(土)、7日(日)、鹿児島県内のショッピングモール「OPSIA misumi(オプシアミスミ:鹿児島市宇宿2丁目3番5号)」で、ドライブシミュレーターを用いたタイヤ安全啓発活動を開催する予定です。
以 上
【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272
プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
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