プレスリリース
2011.09.13
自動車部品技術センターを拡張 防振ゴム事業の技術開発力を強化
東洋ゴム工業株式会社(社長:中倉健二)は、ダイバーテック事業で展開している自動車部品の開発を支える自動車部品技術センター(愛知県みよし市)内に、「新テクニカルセンター」棟を新たに開設し、自動車部品東日本技術センター(千葉県千葉市)をこれに移転、統合しました。本日、その開所式を執り行いましたのでお知らせいたします。
自動車部品技術センターは、1986年4月に開設以来、当社の保有技術であるゴムとウレタンの素材、配合、加工などの各種技術を融合することにより、自動車部品の高付加価値化を図ってきました。一方、自動車部品東日本技術センターは、2000年4月、東日本地区における自動車用ゴム製品に関する新商品や新技術の調査や評価、要素技術の確立などにより、防振ゴムを中心とした事業展開の基盤とすることを目的に開設しました。
自動車部品事業においては、各自動車メーカーからの要求性能の実現とともに、新興国市場を見据えた今後の環境配慮技術の確立、製品の高付加価値化が必要不可欠であり、当社ダイバーテック事業では、コア事業である防振ゴム事業における技術開発力の強化を経営目標として掲げています。
これまで東西に分散していた技術開発における知見とノウハウの集約により、要素技術、および情報収集能力、解析・評価技術力をトータルに強化し、開発スピードの向上を図るために、自動車部品技術センターに集約、拠点統合を行ないました。
実車シミュレーションを主目的とした各種(評価、環境、耐久など)試験機の増強、システム強化を図ることでさらに試作機能を高め、高機能、高品質かつコストパフォーマンスに優れた独自の提案型付加価値製品、次世代に向けた商品開発を実現していきます。
■新テクニカルセンター棟
所在地 | 自動車部品技術センター敷地内(愛知県みよし市打越町生賀山3) |
建物構造 | 鉄骨造 3階建 |
延床面積 | 2,568.52 m2 |

【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
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