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プレスリリース

2011.06.09

植物由来の原料使用 環境配慮型硬質ウレタンシステム原液を開発 ~硬質ウレタンシステム原液で日本初「バイオマスマーク※1」を取得~

東洋ゴム工業株式会社(社長:中倉健二)のダイバーテック事業子会社である株式会社ソフランウイズ(社長:藤巻勝己)は、このたび、植物由来の原材料を使用した「ソフラン-Rグリーンフォーム」を開発しましたのでお知らせいたします。

また、同製品は、硬質ウレタンシステム原液としては日本で初めてとなる「バイオマスマーク」を社団法人日本有機資源協会より取得しました。[認定日:2011年4月21日/登録番:NO.100035]

ソフランウイズが製造・販売する硬質ウレタンシステム原液「ソフラン-R」は、家庭用および業務用冷蔵庫や住宅用断熱建材などで使われる硬質ウレタンフォームの原材料となるもので、製造品目や用途などによって、その成形性や製品となる硬質ウレタンフォームの物性が異なってきます。同社は商品開発・製造面における長年の知見と経験により、多様なニーズを的確に捉え、お客様ごとに最適な硬質ウレタンシステム原液を提案してきました。

今回の「ソフラン-R グリーンフォーム」は、原材料を、従来の石化系資源から部分的に植物由来のヒマシ油に転換しました。植物由来成分が原材料となった場合に生じる圧縮強度不足などの課題を、独自のポリプロピレングリコール配合技術によって解決し、実用化することができました。同システム原液を使用した製品(硬質ウレタンフォーム)は、使用段階においても石油系資源使用量を削減し、カーボンニュートラルによるCO2削減に寄与できることになります。

バイオマスマーク

※1 バイオマスマーク

石油資源への依存を低減し持続可能な循環型社会の構築をめざす国家戦略「バイオマス・ニッポン」により生まれたもの。優れた技術により製品の原材料が従来の石油系資源から生物由来資源(バイオマス)に置き換えられ、品質および安全性が認められた環境配慮型商品の目印として「バイオマスマーク」が認定されます。


なお、ソファーやマットレスなどに使われる軟質ウレタンフォームにおいても、当社グループのトーヨーソフランテック(株)が開発した「ソフランエコフォーム」が「バイオマスマーク」を取得しています。 [認定日:2010年3月30日/登録番号:NO.090050]


以上

 

 

【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272

プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
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