プレスリリース
2010.10.28
「45ft国際海上コンテナ輸送実験」に協力
東洋ゴム工業株式会社(社長:中倉健二)は、11月16日(火)より東北国際物流戦略チーム※が実施する「45ft国際海上コンテナ輸送実験」に協力します。
東北国際物流戦略チームが今回行う「45ft国際海上コンテナ輸送実験」は、日本国内では法令規制、基準等により現状公道走行の認められていない「45ft国際海上コンテナ」に、実際の輸出貨物を積載し公道輸送実験を行なうことによって、実用化に向けて必要な車両用件・道路条件の確認と通行の安全性及び輸送の効率性などについて検証するものです。
当社は、実際に北米向けに出荷するトーヨータイヤを「45ft国際海上コンテナ」に積載し、工場所在地である宮城県岩沼市から仙台塩釜港高砂コンテナターミナルまで約30kmの公道走行の本格的実証実験に協力するものです。
「45ft国際海上コンテナ」は、2005年にISO規格化され、北米〜中国航路などの外航航路で取扱が増えています。40ftコンテナより5ft(約1,500 mm)長く、容積も大きいことから輸送の効率化が図られ、我が国の国際競争力強化やCO2排出量削減の観点からその普及が期待されています。
実際の貨物を積載した「45ft国際海上コンテナ」の荷主から港湾ターミナルまでの公道トラック輸送は、我が国初の試みとなります。
【公開実験の概要】
日時:2010年11月16日(火)午前10時30分〜午後3時30分
場所:仙台塩釜港高砂コンテナターミナル(宮城県仙台市宮城野区港1-7-1)
東洋ゴム工業株式会社仙台工場(宮城県岩沼市吹上3-5-1)
※東北国際物流戦略チーム : 東北地方の港湾・空港の利活用の促進により、地域活性化につながる効率的な国際物流のため、産官学で連携し施策の検討を行なっています。
メンバーには、学識経験者、荷主及び物流事業者並びに物流関係団体、荷主関係団体、経済団体及び行政機関等をもって構成されています。
公開実験に関する詳しい内容は 国土交通局東北地方整備局のホームページに掲載されていますので、そちらをご覧ください。
http://www.thr.mlit.go.jp/
【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272
プレスリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。
ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。