プレスリリース
2004.09.28
「環境・品質報告書」発行について
東洋ゴム工業株式会社(社長:片岡善雄)は、平成12年より「環境報告書」を発行してまいりましたが、経営体制を含めた高品質を保証するためのプロセスを定期的に報告すべきであるとの認識に立ち、従来、環境報告書に記載していた環境的側面に品質的側面を融合させた、「環境・品質報告書」を本年より発行します。 環境と品質を融合させた報告書を発行するのは当社が初めてです。
今日、お客様や社会の品質に対する要求で、環境的側面を組み込んだ要望が急増してきています。 また、環境と品質は他の社会貢献活動と異なり、基本的な考え方を同じとする国際規格(環境:ISO14001、品質:ISO9001)に沿った活動という特徴をもっています。 当社では、このような状況を先取りして、環境と品質の推進組織や基本理念を一体化した取り組みがお客様や社会の要求に効果的に応えることができると考え、全社活動を推進してきました。
社会貢献活動に加え、環境と品質を融合させた活動とその実績をテーマに置いた「環境・品質報告書」を開示することにより、取引先を始め、一般消費者の方々に当社の環境と品質に対する取り組みついてより一層ご理解いただけるものと期待しています。
「環境・品質報告書2004」の特徴的な内容
- 環境と品質の両国際規格に基づいて作成された「TOYO地球環境憲章」と「TOYO製品安全(品質)憲章」を対比させ、当社の環境と品質に関する基本理念を明確にした。
- 両憲章を具体化するための「TOYO地球環境行動計画」と「TOYO品質保証行動計画」の中・長期目標を目指した取り組みを記載。
- 両目標を効果的に達成するための、全社的に融合させた推進体制と経営幹部から従業員一人ひとりにいたる人材育成の仕組みを記載。
- 当初の目標より1年半前倒しによる、全社グループ18拠点でのゼロエミッションの達成(平成16年7月30日既報、NO.778)。
- 硬質ウレタンフォームのトップメーカーとして、発泡剤等に使用している塩素系溶剤のジクロロメタンを業界の削減目標量に比較して約2倍の削減量を達成。
- 従業員の拠出額と同額を会社が出資する当社独自のマッチングギフト方式で12年間続けている「TOYO環境保護基金」でグループ全従業員の自主加入率が42.3%から82.1%に大幅向上。累積助成件数は200件、助成金額は1.5億円に達した。
以上
【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272
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