プレスリリース

東洋ゴム工業株式会社（社長：片岡善雄）は、「TOYO環境保護基金」2003年度助成先のひとつである「龍野こどもエコクラブ」への助成を行いました。

同クラブは兵庫県龍野市生活福祉環境課が主催しており、平成8年の発足以来小学生を対象とした環境教育を行っています。 子ども達の環境に対する理解を深め、将来の龍野市の環境保全を考え、行動していく力を育てることを目的としています。 主な活動内容は、龍野市の中心を流れる揖保川の水生生物の調査、酸性雨の調査、野鳥の分布調査活動、西播磨地域こども環境会議への参加などであり、当社助成金は野外活動用帽子と酸性雨調査用器具の購入に活用されています。

「TOYO環境保護基金」は、環境問題解決に貢献することを目的に、1992年に財団法人大阪コミュニティ財団内に設置された基金で、地球環境保護活動を行っているNPOへの助成活動を実施しています。 従業員と同額を会社が寄付するマッチングギフト方式を採用し、基金設置以来10年間で累計助成額は1億円に達し、本年度助成を含めた助成先累計は178団体になります。

当社は「環境と安全」を事業推進のテーマとして、1992年には「TOYO地球環境憲章」を制定し、具体的な計画として「TOYO地球環境行動計画」を策定しています。 昨年発表の「21世紀経営ビジョン」の中でも「事業運営方針」の柱のひとつに「環境問題への積極的取り組み」を掲げており、その一環として「TOYO環境保護基金」の活性化に取り組んでいます。

なお、本年度は20団体、1,026.5万円の助成を計画しています。 当社ホームページでも当基金のページを開設していますのでご参考ください。
http://www.toyo-rubber.co.jp/eco/