プレスリリース

東洋ゴム工業株式会社（社長：片岡善雄）は、不二精工株式会社（会長：高木茂正）が開発したタイヤ新工法と自社のタイヤ新技術を組み合わせた新タイヤ製造技術により、トヨタ自動車株式会社（社長：張 富士夫）の開発支援のもとで、高性能なタイヤを開発しました。

新タイヤ製造技術により開発されたタイヤは、軽量・高剛性構造と新補強構成体を特長としており、具体的には、
1) 形状コントロール
2) 新材料（新ポリマーゴム配合・スチール・繊維構成等）
を高次元で融合させることにより、軽量かつ高剛性で高品質・高精度を実現したものです。

これらにより、高性能タイヤ設計を正確に実現することができ、かつ高い操縦安定性と同時に快適な乗心地と静粛性を併せ持った「高性能」タイヤを実現しました。

なお、不二精工が開発した新工法は、高精度・高生産性を実現するコンパクトでいままでにないシームレス工法の採用と全工程（部品作成から完成品まで）を直結するモジュールシステムです。

東洋ゴム工業は、このほど、新タイヤ製造技術により開発したタイヤについてトヨタ自動車から性能承認を受け、本年夏から量産納入することとしています。