2015年8月10日公表分
主旨・目的
検査工程・実作業に焦点を当て、以下を確認しました。
- 公的規格や顧客要求を社内標準に正しく展開しているか
- データ測定と合否判定を適正に実施しているか
- 市場へ正規品が出荷されているか
監査体制
- 外部資格保有者、経験豊富な監査員で構成
- タイヤ部門・テック部門を組み合わせたチームで構成
- 品質・コンプライアンス調査委員会監査と合わせると2007年監査の約10倍の工数を投入
外部資格・・・①ISO9001監査員補 ②VDA(ドイツ自動車工業会)認定監査員
外部監査経験・・・①ISO/TS認定監査 ②顧客監査の経験者
監査方法
緊急監査は、国内12拠点、海外11拠点の合計23拠点を対象に実施します。
- 対象製品として、国内43品種、海外40品種の計83品種に対して調査を実施 ※2007年実施時31品種
- VDA方式により、検査手順書の有無、実際の試験・検査に立会い、手順書どおりの試験・検査がおこなわれているかを確認
- 是正計画書を作成し、完了するまでフォローをおこなう
監査結果
5月11日より監査を開始し、7月14日までに全23拠点の監査を終了しました。
監査体制は、2007年の断熱パネル対策の反省より、ISO、TS、VDAなどの外部監査員講習を受け、資格を有する者で実施しました。
- 全23拠点(国内12拠点、海外11拠点)・83品種(国内43品種、海外40品種)において「正規品が出荷されていること」を確認
- 一部、文書類の記録・管理徹底、工程管理プロセスの再調整などで、改善が必要な不具合が判明
現在、速やかにこれらの改善に着手しており、改善点などが判明した拠点に対しては、年内を目処に再確認を実施予定です。
なお、取引先への報告が必要なものはすでに実施しております。