考え抜く、この時代のタイヤを。「THiiink(シンク)」
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高度な性能要件に応える「シミュレーション技術」 T-MODE

スーパーコンピューターを開発のコアリソースとし、
独自の構造解析ソフトと「タイヤ」「車両挙動」を統合的に評価する
シミュレーション技術を発展させてきました。

HPCを活用した機械学習対応のリアルタイムシミュレーションと、
複数の解析技術を統合したマルチフィジックス解析により、設計精度と予測能力がさらに向上。
複雑化する性能要件に対して最適解を導く設計支援技術へ進化した T-MODE を軸に、
次世代モビリティが求める高度な要求性能に対応するシミュレーション技術の高度化を進めています。

1:より高性能なタイヤを、
よりスピーディに開発するNEW T-MODE

タイヤは路面と接する唯一のパーツとして、自動車に求められるさまざまな性能を満たす上で大きな役割を担っています。CASEの到来といわれ、モビリティ社会が大きな変革期を迎えている今、自動車タイヤにもさらなる進化が求められています。
タイヤには「モビリティの進化」を支える明確な性能や機能をスピーディに実現していくことが求められています。そのためには、設計の高精度化・高速化が非常に重要です。

2:旧「T-mode」から、新「T-MODE」へ

AI技術を用いた
設計支援技術を新たに組み込み、
より高度に進化したT-MODE。

従来のT-mode(タイヤ構造解析=タイヤシミュレーション、車両挙動解析=ドライビングシミュレーション)に、AI技術を用いた設計支援技術を組み込み、更にシミュレーション技術を進化させ、新たに「T-MODE」としてタイヤ開発プロセスをより高度に進化させました。

3:シミュレーション基盤技術を支えるHPC技術

第7世代HPCシステムの採用で、
様々なシミュレーションが
より高度に、よりスピーディに。

第7世代のHPCシステム(High- Performance Computing system)を新たに採用したことにより、処理能力が3倍になり、機械学習データの自動生成や、超並列処理技術・多重処理能力の強化を実現しました。

4:シミュレーション基盤技術-1
進化した空力予測技術

さらなる低燃費化やEV化に必要とされる
空力特性の高いタイヤを実現するうえで有効な、
独自の空力シミュレーション技術。

実際のタイヤのさまざまなパターンデザインを用い、自動車運転時の使用諸条件(タイヤへの荷重や車両の走行速度)、さまざまなホイールや車体形状といった個別条件を組み合わせ、これらの条件下でのタイヤ変形を考慮した上で、タイヤ接地転動状態でのタイヤおよび車両の空力特性を解析・予測できるシミュレーションレベルは業界でも例がありません。

5:シミュレーション基盤技術-2
スノー予測技術

様々な雪上環境におけるスノートラクション性能を、 高精度にシミュレーションすることが可能に。

6:シミュレーション基盤技術-3
構造解析

3次元のパターンデザインを
忠実にモデル化することで、パターンの挙動を
詳細に把握することが可能に。

7:シミュレーション基盤技術により
タイヤの開発期間、工数の大幅削減を実現

様々なシミュレーションを高精度で予測できる。
タイヤの開発期間、工数の大幅削減を実現。

8:設計支援技術-1
各種データの一元管理と共有資産化

各種データを共通資産として一元管理し、
設計者の間で共有。
各データを関連づけることで、
データとしての付加価値が向上。

新しいT-MODEのプラットフォームは、各種データを共通資産として一元管理し、設計者の間で共有します。
設計者が実施したシミュレーションデータは、共有サーバーに自動蓄積され、データベース資産として新たな解析・予測に活用され、設計の効率化、高性能化につなげることができます。

9:SPDMにより蓄積したデータを
機械学習に活用可能

SPDMを活用し、TOYO TIRE独自のシステムで
一元管理することで、各データを機械学習に
活用可能。

新しいT-MODEのプラットフォームでは、各種データを共通資産として共有サーバーで一元管理。
それらの設計データ、シミュレーションデータ、および実験データを関連づけることで、データとしての付加価値が高まり、学習データとして展開することを可能にしました。

10:設計支援技術-2
リアルタイムシミュレーション

機械学習によりリアルタイムで
タイヤ特性値の獲得が可能。

従来は、設計仕様をインプットしてシミュレーションを実行し、タイヤ特性値を獲得していました。
もし特性値が要求を満たしていなければ、再度シミュレーションを行うため、全体のプロセスタームは長くなってしまいます。
SPDMを活用したT-MODEは、要求性能値をインプットすれば、機械学習によりリアルタイムでタイヤ特性値を獲得することが可能になります。

11:これまでにない飛躍的な
プロセスイノベーション

設計支援技術をシミュレーション基盤技術と
統合したことで、これまでにない
飛躍的なプロセスイノベーションが可能に。

従来からのT-modeによるシミュレーション技術を向上させ、さらに、SPDMを構築・導入することにより、機械学習が可能となり、T-MODEは、より高性能なタイヤを、よりスピーディに開発できるようになりました。TOYO TIREは今後も、「次世代モビリティをデザインする独自のテクノロジー」によってタイヤを進化させ続けていきます。