サッカー選手として、そして人としての成長を願ってTOYO TIRES  「第16回2018ベガルタカップ決勝大会」に<br>CSRパートナーとして協賛

サッカー選手として、そして人としての成長を願って

TOYO TIRES
「第16回2018ベガルタカップ決勝大会」に
CSRパートナーとして協賛

仙台・宮城のサッカー少年のレベル向上、将来のJリーガー発掘を目的に8月4~5日、マイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場にて行なわれた「第16回2018ベガルタカップ決勝大会」。TOYO TIRESはCSRパートナーとして本大会に協賛いたしました。県外から強豪チームを招待し、選手たちのさらなるレベル向上を図るとともに、バーベキューパーティーやホームステイなどを通した仲間づくりやコミュニケーション能力を養う絶好の機会となり、参加チームの選手たちの間には大きな絆が生まれました。

仙台・宮城からJリーガーを輩出したい

開会式で株式会社ベガルタ仙台 代表取締役社長 西川善久氏は選手たちへ「今大会は仙台を中心に宮城県の若者の技術を上げたい、仙台からもっとJリーガーを出したいということで始まりました」と語りました。仙台市サッカースポーツ少年団競技会理事長宮城秀夫氏は「子どもたちに一人でもプロになりたいという気持ちを持ってほしい、この大会に出てベガルタに入りたいという選手が出てほしいという思いで、ベガルタさんにお願いして大会が始まりました」と大会設立当初を振り返ります。こうして仙台市5ブロックで予選を勝ち上がったチームや仙台市選抜チームで優勝を競い合う『ベガルタカップ』が誕生しました。

今ではこの大会に出場した仙台市・宮城県出身Jリーガーも増え、現在ベガルタ仙台からJ2カマタマーレ讃岐に期限付き移籍中のMF佐々木匠選手もベガルタ仙台ジュニアの一員として今大会でプレーしました。ベガルタ仙台の育成を統括するアカデミーダイレクター河野篤氏は「選手たちが揉まれる環境をつくり、レベルアップさせたい」と大会の意義を語ります。こうした宮城・仙台の子どもたちの夢を後押しするため、TOYO TIRESはCSRパートナーとして協賛しています。

大会レポート

4日の予選リーグAグループは泉ブロック代表ベガルタ仙台ジュニアが1位、招待のモンテディオ山形ジュニア村山が2位で、Bグループは招待のファナティコスが1位、太白ブロック代表アバンツァーレ仙台SCが2位で決勝トーナメント進出を決めました。

5日の決勝トーナメントで準決勝を勝ち上がったのはベガルタ仙台ジュニアとファナティコス。ベガルタ仙台ジュニア主将DF門脇康太選手は「お互い決勝に来いよとファナティコスの選手と話していた」と語り、ベガルタ仙台ジュニアの選手宅にホームステイしていたファナティコスDF鈴木蓮大選手も「決勝で戦いたいと話していた」と互いに決勝での対戦を意識していました。試合は前半ベガルタ仙台ジュニアが先制ゴールを決めましたが、後半ファナティコスはFW須田悠斗選手の2ゴールなどで3-1と逆転勝利し、優勝を決めました。

なお、大会MVPは決勝進出チーム以外からの選出となり、スピードを生かした突破力とゴールが印象的だった3位アバンツァーレ仙台SCのFW浦上大和選手が選出されました。

優勝チーム監督インタビュー
ファナティコス 若林秀行監督

決勝は20分ハーフなのでじっくり戦おうと思っていました。後半打ったシュートがうまく入ってよかったです。大会を通じてよい相手、あまり対戦しないタイプのチームと対戦することができ、またバーベキューやホームステイで交流が持てたのもいい経験になりました。こうした経験を活かして、堂々とプレーできる強いメンタルを持ち、自分を出せる選手に成長してほしいと思います。

決勝で2得点 ファナティコス FW
須田悠斗選手

前半リードされて、点を決めるしかない、絶対にゴールを決めるという思いで後半に入り、点を決められて良かったです。
今後の大会でも点を決めて勝てるように頑張っていきたいです。

大会MVP
アバンツァーレ仙台SC FW
浦上大和選手

スピードを活かして相手の裏を取りシュートまで行くプレーができました。ただ、まだまだ自分は決定力が足りなかったと思います。優勝できなくて残念でした。

他県の強豪招待でさらなるレベル向上図る

もっと多くのJリーガーを宮城から輩出するため、今大会では県外から強豪チームを招待しています。群馬県から全国的な強豪ファナティコスと、山形県からモンテディオ山形ジュニア村山を招待。ファナティコスとベガルタ仙台ジュニアは古くから交流があり、互いの遠征時は選手宅へのホームステイを行ない、社会経験を積ませていたことから、今回ファナティコスの選手はベガルタ仙台ジュニアの選手宅へホームステイしました。ファナティコスの若林秀行監督は「関東のチームは組織を作ってうまさを出しますが、東北のチームは個人技のうまい選手がいてハッとさせられます。今大会も大会MVPを取ったアバンツァーレ仙台SCのFWの個人技が素晴らしかったです。東北のよさを探して、よいところを持ち帰りたいんです」。

全国大会常連のチームが全力で戦ってくれることで、仙台・宮城の子どもたちはより磨かれ、成長できます。今大会はファナティコスの優勝に終わりましたが、対戦した仙台・宮城の子どもたちもまた多くのことを学びました。この経験を糧に、近い将来、仙台・宮城からもっと多くのJリーガーが誕生してくれることでしょう。

バーベキューやホームステイも大切な学びの場

1日目の予選リーグが終わった後は秋保森林スポーツ公園に移動し、懇親会としてバーベキューパーティーを行ないました。最初は同じチームで固まりがちだった子どもたちも徐々にうち解け、互いにお肉や野菜を焼き合ったり、食べ終わったら一緒に遊具で遊んだりと懇親を深めました。また、ベガルタ仙台ジュニアの選手宅に選手がホームステイしたファナティコスの若林監督は「肉を焼いたり、物を運んだりといったことはマナーを学ぶ機会にもなりますし、ホームステイを通してコミュニケーション能力を発揮する中でチャレンジ、エラーの連続が起きます。それを乗り越えられる選手はサッカーもうまくなりますし、社会でもきっと役に立ちます」とこの懇親会やホームステイを学びの場ととらえていました。ベガルタ仙台アカデミーダイレクター河野氏も「非常に重要なプログラムです。上の年代でも対戦相手やチームメイトになる仲間とサッカーを通じた交流を越え、寝食ともにすることで人間としての成長につながります」と語ります。良い思い出としてだけでなく、人として大切なことを学べた貴重な経験となりました。

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