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生産技術開発部
2015年入社
理工学部機械工学科卒
2015年入社
理工学部機械工学科卒


自動車タイヤは、特性の異なるシート状のゴムや線状の部材をいくつも組み合わせ、丸い形状に仕上げてつくります。その時に欠かせないのが成型機。小さな部屋ひとつ分ほどもある、この大型の生産設備を設計開発し、工場での立ち上げから生産稼働後の改善や改造、さらには設備をオペレーションする工場スタッフの指導までを一貫して担当するのが、私たち設備設計エンジニアの仕事です。
TOYO TIREは、北米・アジアに生産拠点を有し、生産拠点を有し、設備の立ち上げや稼働後のフォローで海外に出かける機会も少なくありません。私自身、昨年は1年の大半を海外で過ごしました。世界各地の工場(欧州で新たな工場を建設中)は、それぞれ歴史が違えば、保有するノウハウも違います。設備を動かし、保守にあたるスタッフの意識もさまざま。そうした壁を乗り越え、世界中のどの工場でつくっても高性能・高品質のタイヤを生み出せる設備をつくりあげることが、私たちの使命。難しい課題を解決するために学び続けることがエンジニアにとっての挑戦だと思っています。
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私が初めて海外に出かけたのは、入社5年目。3ヶ月間アメリカに滞在し、北米工場(ジョージア州)で新しい成型機を立ち上げるプロジェクトに従事しました。3年間国内工場で成型機の立ち上げに従事したとはいえ、新たに導入する成型機はまったく仕様が異なります。日本語が通じない環境で仕事をするのも初めて。最初の1週間は、上司の後をついて回るだけで時間が過ぎました。でもいずれ上司は帰国し、自分が先頭に立たないといけない日が来ます。だとすれば頼ってばかりいてはいけない――。そう思い立って自らの気持ちを奮い立たせ、現地スタッフの間に飛び込んでコミュニケーションをとるように努めました。言葉が通じない時は、身振り手振り。それでもダメなら、紙に絵を描いて言いたいことを伝える。そんな中で最初は戸惑っていた現地スタッフも次第に私を受け入れ、互いにファーストネームで呼び合う関係に。問題が起きれば一緒になって解決策を考える信頼関係が生まれました。スケジュール通りに設備の立ち上げを完了したのは2019年8月。どんな困難でも逃げずに立ち向かう大切さを学び、自分自身の成長を実感した3ヶ月でした。
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TOYO TIREは、早い時期から責任ある大きな仕事を任せてもらえる、成長の機会を与えてくれる会社だと思います。それを肌で感じたのは、先輩の指導のもと国内工場で成型機の立ち上げの仕事をしていた時。1台目の立ち上げが完了すると、「あとは任せるから」と2台目の立ち上げを任されました。1人で立ち上げるのは初めて。次々と起こる問題にどう対処していいかも分かりません。でも悩んでばかりいても問題は解決しないと、現場の先輩や上司を質問攻め。なんとか無事にミッションを完了することができました。
TOYO TIREは、いま全社をあげて大きな目標にチャレンジを続けています。そこで必要とされるのは、何事にも動じることなく挑戦できる人材です。特に私たち設備設計のエンジニアの仕事は、工場や設備メーカーなど多くの関係部署とやり取りする機会も多い仕事。失敗を恐れていては、務まりません。TOYO TIREは、先輩後輩の分け隔てなく、誰もが自由にモノがいえるオープンな会社だと思っています。物怖じせず、チャレンジできる人に、多くの人が力を貸してくれるでしょう。
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幼い頃から大好きだったクルマとモノづくりにかかわる仕事という軸で就活。レース競技を通じて関心のあったTOYO TIREの説明会に参加し、先輩社員と直に触れる中で「ここなら長く楽しく働ける」と入社を決めた。現在の部署に配属後は、生産設備の設計開発、立ち上げに従事。北米工場とマレーシア工場のプロジェクトに参加した2019年は、1年の大半を海外で過ごした。2020年2月からは、設計スキルを磨くための勉強も開始。
8:45 | 出勤 |
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9:00 | 全体朝礼。メールチェック |
9:30 | グループミーティングで、業務の進捗状況を共有 |
10:00 | 開発設備について資料作成 |
12:00 | 昼食。他部署の同期と談笑し、リフレッシュ |
13:00 | 開発中の設備の仕様について、メーカーと打ち合わせ |
14:30 | 打合せの結果をもとに設備の仕様を見直し |
16:00 | 改造予定の設備に関して、現地工場と打合せ |
17:00 | 立上予定の設備の資料を作成 |
18:00 | 海外工場からの問い合わせに対応。回答を返す |
19:00 | 退社 |
入社2年目から使用しているステンレス定規。マイ工具箱には、北米やマレーシアにも持参した愛用品が詰まっている。
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