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欧州プロジェクト推進室
2014年入社
経済学部経済学科卒
2014年入社
経済学部経済学科卒


TOYO TIREは、製品のグローバルな供給体制を強化するため、東欧のセルビアで欧州初となる工場の建設を進めています。生産開始予定は、2022年1月。新たに「欧州プロジェクト推進室」が立ち上がり、私もメンバーの1人として建設準備の業務に携わっています。具体的にはセルビアに設立された現地法人の駐在員とWeb会議などを通じて情報交換して工事の日程を検討したり、新工場に導入する設備の検討を生産部門に依頼し、購買部門と発注のスキームを考えたり。プロジェクトを計画通りに進めるために社内の関係部署との情報共有や意見調整にあたり、舵取り役として全体の進捗を管理するのが「欧州プロジェクト推進室」の役割です。
海外工場の仕事には何度か携わったものの、新規の工場建設は今回が初めて。関係部署との調整では、しばしば経験不足を痛感することも。それでも新工場建設はここ数年で最大規模の投資案件であり、そんな意義深いプロジェクトに携わることができるのは、大きな誇り。責任感と使命感が頑張る気持ちを支えています。
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米国ジョージア州にある北米工場(TNA※)は、収益の柱であるSUV向け大口径タイヤを開発生産する重要拠点。その生産能力を大幅に増強するプロジェクトにかかわったのは、入社6年目でした。年間の生産規模を一挙に120万本拡大するという大規模プロジェクトに、企画立案の段階から携わるのは初めて。私にとってはかつてない挑戦でした。世界中の販売会社から集めた数年後の需要予測を基に、それを充足するのに必要な生産能力や設備について検討を重ね、経理部門の力を借りて事業収支を試算。取締役会で投資を最終判断する資料の取りまとめまで、業務は広い範囲におよびました。本番の取締役会まで、残された時間は2ヶ月。指導役だった先輩が担当を離れ、実務の大半を1人でこなさなければならない事態も。そんな中でモチベーションを維持できたのは、もしここで投げ出せばプロジェクトがストップするという責任感でした。約70億円の投資が決定し、プレス発表されたのは2019年7月。多くの壁を乗り越えて得た達成感は、特別なものがありました。
※TOYO TIRE NORTH AMERICA MANUFACTURING INC.
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セルビア工場は2022年1月に稼働を始め、2023年夏には年間500万本(乗用車用タイヤ換算)の自動車用タイヤが生産される予定です。実現すれば欧州市場への製品供給力は飛躍的に向上し、グローバル市場における競争力はさらに高まるでしょう。
またセルビア工場に先立って、2019年秋にはドイツに「欧州R&Dセンター」が完成。将来的には、セルビア工場とドイツの欧州R&Dセンターが連携しながら高性能タイヤを開発生産し、欧州市場を中心に供給することも計画されています。研究開発部門と生産部門が欧州内で連携できるのは、TOYO TIREの大きな強み。そのアドバンテージを揺るぎないものにするためにも、セルビア工場のプロジェクトは絶対に成功させなければなりません。
セルビア工場の投資額は、約488億円。これほど大規模なプロジェクトを任されていることの責任の重さをあらためて認識するとともに、北米工場のプロジェクトでの経験を成功体験として日々の業務の中で新たな挑戦を続け、2022年1月を喜びと達成感の中で迎えたいと思っています。
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日常的に目に触れるモノをつくる会社で働きたいと、メーカーを志望。日本のタイヤメーカーが世界市場で圧倒的な強さを持つことを知り、就職活動当時、海外売上比率が6割※を占めるTOYO TIREを選んだ。(※2019年度現在の売上比率は7割)入社後は、国内営業を経て海外営業部門へ。カナダの販売会社を担当した後、北米やマレーシアの工場拡張に関わり、2019年から欧州新工場(セルビア)のプロジェクトに参加。
8:50 | 出社。フレックス勤務を利用し、その日の予定により出社時刻を調整 |
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10:30〜12:00 | セルビアや他部署からの問い合わせ事項を確認するため、関係部署に連絡 |
12:00~13:00 | 本社の食堂で昼食 |
13:00~15:00 | Web会議に備えて報告資料を作成。各部門との打合せの事前準備 |
17:00~18:00 | セルビアの現地生産会社のスタッフとWeb会議。 進捗について情報交換 |
18:00~19:00 | 1日の振り返り。議事メモの作成、依頼メールの作成 |
19:30 | 退社 |
仕事に欠かせないノートパソコン。日頃の業務はもちろん、セルビアのスタッフたちとWeb会議をするときにも使用。
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