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米州事業推進部
2013年入社
経営学部経営学科卒
2013年入社
経営学部経営学科卒


北米市場は、当社の売上げの多くを占める重要なマーケット。その北米でのビジネスを拡大するために、“司令塔”ともいうべき役割を担うのが米州事業推進部です。
業務は多岐にわたります。最も重要なのは、年間のビジネスプラン(販売数量や売上げなど)の策定。北米地域で今後どんな品種のタイヤが伸びるのか、データから需要の見通しを立て、経営上層部や現地法人(統括会社・販売会社)と意見調整しながら最適な着地点を見つけ出します。また市場が活況でも、商品がなければ販売できません。需要に見合うだけの商品を過不足なく市場に供給することも私たちの重要な仕事であり、日本国内や米国・マレーシア・中国の工場と連携し、生産量やスケジュール調整にあたっています。
さらに米州事業推進部は、商品開発にも関わっています。北米市場を最も良く知る現地法人の要望を受け止め、研究開発の拠点である「タイヤ技術センター」の協力を得ながら、市場で評価される新商品の開発をコーディネートしていきます。
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私にとっての挑戦といえば、何といっても2年間の米国駐在です。父親の仕事の関係で3歳から8歳までを米国で過ごし、英語は得意分野。入社後は早い時期から「海外で仕事がしたい」と意思表示していただけに、米国勤務を命じられた時は、意気揚々と現地へ乗り込みました。
ところが米国販売会社で「ビジネスアナリスト」として業務が始まると、米国人スタッフとは思ったほどうまくコミュニケーションできず、議論もままなりません。何がいけないのかさえ見当もつかず、途方に暮れる日々でした。
立ち直りのキッカケをくれたのは、20年近い在米経験を持つ上司でした。販売戦略を議論する場では、原油価格・為替などクルマやタイヤの販売にも影響する経済指標のデータを情報収集し、根拠に基づいて意見を述べなければ説得力はないし、誰も動いてはくれない――。そう教えられたのです。それからはデータ分析の手法を必死で勉強。米国人スタッフと対等に議論ができるようになるまで、1年近くを要しました。
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今や北米市場の当社の主力にまで成長を遂げた「RIDGE GRAPPLER(リッジグラップラー)」の商品開発に携わることができたのも、忘れられない思い出です。オフロードタイヤのルックスをもちつつ、乗心地や静粛性ではオンロードタイヤに匹敵する性能の新商品を求める米国販売会社。相反する課題を両立すべく困難な開発に取り組んだタイヤ技術センター。その間に立ち、連日のように熱い議論を戦わせながら、1度は開発を断念せざるを得ないギリギリのところまで追い込まれながらも、全員で難局を乗り越えていった日々が、今では懐かしく思えます。
米国で過ごした日々は、多くのことを教えてくれました。一歩でも前に進もうと、常に学ぶ姿勢を持ち続ける大切さ。その日々の積み重ねの中で磨かれ、自分の価値を見出すこと――。モチベーションを高く持って仕事をし、自分の成長を実感できるのは何よりもの喜びだし、TOYO TIREはその機会を提供してくれる会社だと思っています。
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サーキットで走るほどのクルマ好きで、クルマとかかわる仕事がしたいと、独自路線を志向するTOYO TIREにひかれて入社を決めた。入社後は営業企画を経て、海外営業部門へ配属。2016年に海外実務研修で渡米し、現地販売会社で売上計画策定などに従事。さらに事業統括会社で物流効率化に取り組む。2018年に帰国。現部署へ。
※現地とのやり取り実施時期
7:00 | 出勤途中、深夜に現地法人の担当者から届いたメールに目を通し、一日の「To do」を頭に描く |
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7:50 | 出社。アメリカのSCM担当者に電話。メールでの問い合わせに、答えを返す |
8:30 | 現地法人のメンバーと電話会議。時間が限られているだけに、要点だけに絞って議論 |
9:30 | 新商品の開発について、別の米国人スタッフと電話で打合わせ。市場の動きや売れ筋商品について意見交換 |
11:00 | 原油価格や為替、株式相場などに一通り目を通し、大きな変動があればその要因を分析 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 現地法人とのやり取りも一段落。マレーシアや中国の工場に連絡を入れ、生産状況を確認 |
15:00 | タイヤ技術センターの担当者と、北米市場向け次期商品について打合わせ。現地法人の要望を伝える |
18:00 | 退社 |
「スマートフォン」は今やなくてはならないものだが、特にさまざまな方との会話の中で疑問に思ったことをすぐに調べるようにしているので、大切なビジネスツール1つ。
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