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海外営業本部 海外営業第一部
2014年入社
経営学部国際経営学科卒
2014年入社
経営学部国際経営学科卒


今や海外の売上が全体の60%を占める東洋ゴム。これからの海外戦略では、北米に匹敵する規模を持つ欧州の市場でいかに売上げを伸ばすかが大きなテーマです。そんな中、ドイツにある欧州統括会社と販売会社(英・独・伊・蘭)をサポートし、欧州での市販用タイヤの売上げとシェア拡大をはかるのが、私たち海外営業部欧州チームのミッションです。仕事は、「営業」という言葉ではひとくくりにできないほど多岐にわたります。例えば現地会社と日本国内の技術部門・生産工場との橋渡し役となって新商品開発をリードしたり、現地の市場ニーズを把握する情報収集のために欧州の展示会を視察し、現地のタイヤ卸会社や専門ショップを訪ねて一般ユーザーの声を集めたり。
また現地会社から製品のオーダーがあれば、世界中のマーケットの動向を見ながら国内外のどの工場で生産するかを検討したり、会社の方針や原材料の価格動向、製品の需給バランスに目を配りながら製品の価格を設定したり。さらにモータースポーツの大会やサッカークラブのスポンサードなど、プロモーション活動を進めるにあたって現地会社と本社広報宣伝部門との調整をはかる仕事もしています。欧州のタイヤ市場は、アメリカと違って一般的な乗用車向けのタイヤがメイン。モータリゼーションの歴史も長いだけに、ライバルとの競争も熾烈です。いかに商品力を強化し、優れた販売活動で成果を挙げていくのか——。難しい市場だからこそ、仕事の面白みもあるといえます。
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私が東洋ゴムを就職先に選んだのは、事業のグローバル化が進み、海外の仕事に携わるチャンスがあると感じたことがひとつ。またタイヤ業界のトップランナーと比べて組織も比較的コンパクトで、その分、入社したばかりの若手でも、早くから活躍の機会が与えられると思ったからです。実際入社後は、2年目から最大の激戦区である欧州市場の担当を任され、展示会の視察などで海外出張も経験。最近ではモータースポーツ専用の新商品開発プロジェクトにも営業を代表して参加しています。欧州統括会社の提案や意見をもとに、国内の技術部門、生産部門に対して新商品のコンセプトや市場性、売上の見通しなどを説明するプレゼンテーションを目前に控え、資料づくりに追われる毎日。
プレゼンがうまくいけば、技術的に商品化が可能かどうか、また採算のとれる生産ができるかどうか、検討が始まります。プロジェクトは、私にとっても大きなチャレンジでもあります。本格的に開発が始まれば、欧州と日本をつなぐ調整役として関係部署に働きかけ、多くの人たちをまとめ、協力を得ながらプロジェクトを引っ張っていかなければならないからです。短期間での商品開発を目指しており、スピード感を持って進めていかなくてはなりません。この1年は、まさに正念場ともいうべき1年になりそうです。先輩や上司に頼ってばかりだった1年目。一人で考え、行動することを学んだ2年目。新商品開発プロジェクトを通じて、海外営業として、さらにひと回りもふた回りも成長できればと思っています。
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自分の中で海外志向が強くなったのは、学生時代。国際経営学科で外国人留学生と机をならべてリーダーシップについて学び、1年間アメリカの大学に留学して外国の空気を肌で感じる中で、海外を飛び回るような仕事がしたいと思うようになりました。そんな私の将来の目標は、海外の拠点に駐在し、現地のローカルスタッフと一緒に仕事をすること。それができてはじめて、「夢の実現」といえます。
東洋ゴムの大きな魅力のひとつは、若手の意見や主張にも上司が真摯に耳を傾け、優れた提案であれば積極的に取り入れようとする柔軟性があるところ。意見に耳を傾けるどころか、上司からはいつも「自分は、どう思うんだ」と意見を求められます。そんな風土の中で仕事をするうち、誰かの指示を待って行動するのではなく、自分からすすんで考え、動く習慣が身に付き、仕事に対する考え方や姿勢がずいぶん変わった気がします。海外で仕事がしたいという目標についても、海外で何をしたいのか、何を得たいと思っているのか、自分の考えや目標を明確に持っていれば、きっとそれを受け止めて、チャンスを与えてくれるに違いない。そう思っています。夢を実現できる日は、意外に早く訪れるかもしれません。
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入社後、海外営業部に配属。オセアニア担当として、豪州、ニュージーランドの代理店サポートに携わる。入社2年目の後半から、欧州チームへ。ドイツにある欧州統括会社と販売会社の支援、ならびに欧州各国にある代理店のサポートを担当。欧州でのシェア拡大をめざして計画されるモータースポーツ専用タイヤの開発にも参加。
8:30 | 出社 |
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9:00 | チームミーティング。各案件についてメンバーで情報共有 |
10:00 | 欧州の展示会視察の報告書をまとめる |
12:00 | 同僚と世間話をしながら昼食 |
13:00 | 桑名工場のスタッフと、オーダー商品の生産について打合せ |
14:00 | 開発部門と打ち合わせ。新商品開発について意見交換 |
15:00 | 仙台工場に連絡。製品の納期について確認 |
16:00 | 新商品開発で、社内プレゼンのための資料作成 |
17:00 | 欧州統括会社(独)のスタッフと電話会議。 販売開始予定の「NITTO」製品について情報交換 |
19:00 | 退社 |
仕事で欠かさず持ち歩くのは、メモ帳とペンとパソコン。3つがあれば、どこにいても仕事はできる。メモ帳には、「これは!」と思う情報を書き留め、スクラップにして貼付けておく。
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