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管理本部 財務部(現在、国内生産本部
桑名工場 AT企画課 原価グループに所属)
2013年入社
経済学部卒
桑名工場 AT企画課 原価グループに所属)
2013年入社
経済学部卒


企業の売上や利益を数値化する決算業務は、企業の経営状態・経営成績を明らかにする仕事。社会から信頼される企業になるために、とても重要な役割を担っていると感じています。経理グループでの私の仕事は、そんな決算業務がメイン。四半期や本決算ごとに決算データを集計し、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表に反映させるプロセスを考えて監査人に説明し理解を得たり、有価証券報告書などのディスクロージャー(情報開示)資料を作成したりと、業務は非常に多岐にわたります。
また親会社の東洋ゴムだけに留まらず、グループ企業の決算業務にも携わっています。私はマレーシアの子会社3社を担当しており、現地法人の経理担当者から決算数値の報告を受け、その報告数値について認識の齟齬が発生していないかなどをチェックしながら絶えずやりとりを行い、意識の共有化を図っています。
一方、管理会計では、原価管理へもチャレンジしています。工業簿記の知識を生かしつつ、東洋ゴム独自の管理手法も学びながら、工場の損益について理解を深めているところです。モノづくりの基本である原価計算にはもともと興味があったので、ワクワクしながら新たな知識を習得しています。
経理の仕事はデスクワークが中心で、どちらかといえば地味な印象。しかしながら、専門的な知識を実務に落とし込みながら、企業にとって重要な数値を扱う仕事を、私はとても面白く感じます。経理においての「仕訳」は、日本語や英語のようなひとつの言語ツールであり、その言語ツールである「仕訳」を使えば、不思議なことに国や言葉が違っても経理に携わる人同士の会話が成立します。そんなところが私は大好きだし、「専門家」としての自信と自負を持って、毎日の業務を遂行しています。
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経理というと、型にはまった仕事という印象ですが、東洋ゴムでは年齢やキャリアに関係なく、責任ある仕事を任され、新しいことにチャレンジする機会にも恵まれています。私にとって今まででいちばん大きなチャレンジは、入社2年目、工場にある生産設備の管理・保全における会計処理の社内ルールをアップデートしたことです。工場には多くの生産設備があり、状況も様々です。そんな中、共通のルールに手を加えていくのは言葉でいうほど簡単ではありません。
特に、大阪の本社にいる私にとっては、工場での実務や状況を把握・理解するのが難しく、「あるべき論」は理解できても、工場の経理担当者との共通認識を図りながら「実務」の方法を構築することに苦労しました。お互いの状況・立場の違いから、工場経理担当者との意見が噛み合わないこともありましたが、出張で出向いて実物を確認したり、工場での状況を細かく聞いたりすることで、協力していただくことができました。結局、改訂版のルールの運用を開始するまでに1年もの時間がかかりました。でも大変だった分、今まで一度も味わったことがないほどの達成感がありました。工場の経理担当者からは、最後に「ありがとう」と感謝の言葉も。誰かの力になれることが、どれだけうれしいことか。そのことを再認識するキッカケにもなりました。
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また、今は別のテーマにもチャレンジしています。連結決算の仕事では、担当の子会社の決算数値の確認をしたり、報告数値の内容について共通認識を図るべくやりとりを行ったりといった子会社フォロー業務を実施しますが、私は担当しているマレーシア子会社のフォロー業務について、より基本的な内容から標準化し、その内容を書面化しようという取り組みを実施しています。新入社員に担当交代すると想定したとき、現状のものをバージョンアップすれば理解レベルを一定に保てるのでは?と考えて自発的に始めましたが、その取り組みを上司も理解・応援してくれています。スタートしてから1年近くがたちますが、標準化できる仕事と、そうでない仕事との見極めが難しいことや、立場・状況の違いにより、現地スタッフとの共通認識がスムーズに図れないことなどから、自分のイメージする完成度を達成するには、課題がまだまだいっぱいあります。上司からは、時に「完成度だけでなく、スピード感も大事だよ」と発破をかけられることもありますが、自分が納得しないまま、ここで投げ出すわけにはいきません。
もともと負けず嫌いな性格もあるけれど、全力を尽くさずに、あとで後悔するのはイヤだから。全力を出し尽くせば、たとえダメな結果に終わっても、決して後悔はしない。それをいつも心がけて、仕事をしています。大切なのは、チャレンジする気持ちを忘れないこと。いつも新しいことに挑戦し続けて、私のまわりにいる人たちを元気にしたり、笑顔にしたり、喜んでもらえる仕事ができる人間に成長することが、今の目標です。
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学生時代に簿記を専門に学んだこともあって、「メーカーの経理の仕事」を軸に就職活動。30社近く受けた中で、面接でいちばん自分らしさを表現できたことから社風が自分に合うと感じ、東洋ゴムへ。入社後は、財務部に配属され決算(単体・連結)と税務(法人税・消費税)等を担当。
8:30 | 出社 |
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9:00 | メールチェック。国内外の拠点や工場から、多くのメールが届く |
10:00 | 会計データを、Excelで編集。資料用の数字にまとめる |
11:00 | ディスクロージャーの資料づくり |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 社内の会計システムをチェック。数字の入力など会計処理を行なう |
14:00 | 問い合わせのあった会計処理について、上司と情報共有 |
15:00 | 引き出しにしまったお菓子でブレークタイム |
16:00 | 連結決算で担当するマレーシア現地法人の経理担当者とメールのやり取り |
17:00 | 退社。忙しい時期(月末・期末)を除いて、残業はほとんどしない |
パソコンのアプリを使ってスケジュール管理する人が多い中で、今でも手帳を使う。電卓は、学生のころから使っている愛用のものを今でも使っている。ボタンの位置も違うから、使い慣れたものがいちばん。
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